[古道具]東京の市場で先輩に遭遇|仕入れ3割の鉄則

[Diary:517]

東京で開催された、古道具の市場まで行ってきました。

師匠は販売と仕入れを、僕は仕入れだけが目的ですが、ガソリン代と高速料金の他にも、入場料?が一人当たり映画館の大人1枚分よりも高いので、儲けが出せるような商品を仕入れたいところです。

 

ハイエースで高速道路を走るのも、ETC専用の料金所をくぐることも、今ではすっかり慣れました。

師匠のお陰で、市場の人々とも(徐々にではありますが、)打ち解けてきたような気がします。

また、偶然ですが、移住してから割と早い段階で知り合った、同世代の古道具屋さんも来ていたので、また色々と教えてもらいました。

同世代の道具屋さん(以下Nさん)は、(この世界ではずっと先輩なので当然ですが、)仕入れだけではなく、僕の師匠同様、自分が目利きして集めてきた物の販売までしていました。

凄いなと思いますが、直ぐに僕も同じ様なことが出来るようにならなくては駄目だと思っているので、頑張らなくてはなりません。



[仕入れてきたもの]

[※お断り]

これまでは外国人だけを相手に商売してきましたが、物によっては国内でも販売をするようになりました。

そこで、せっかくブログを書いているのだから僕の読者さんにも仕入れてきた物を紹介し、欲しいという人がいれば販売するというスタイルもありだと思ったのですが、どうしても思い切ることが出来ませんでした。

(売りたいからブログを更新するという考えに陥りたくないのだと思います。)


そこで今後は、自分で使うつもりで買ったものや、オフライン(フリーマーケットや骨董市など)で売るもの、そして外国人に売る予定の物(の中の一部)だけをお見せするというスタイルで、とりあえずはやっていこうと思います。

 

朝早くに出発し、薄暗くなる頃に帰宅しました。

ジムニーの荷台を見てみると、予定よりも遥かに多くの仕入れをしたような気がしてきました。

 

巨人族用?の番傘と扇子

 

後で師匠に見てもらったところ、扇子は中国のお土産ではないかといわれ、ちょっとショックでした。

番傘は買う前に開くことが出来なかったので心配だったのですが、案の定ボロボロでした。

しかし師匠いわく、これは古いものらしいです。

雰囲気を崩さない程度に修復したいと思っていますが、内側の骨(竹製)が折れているので難しいかもしれません…。

(仕入れ失敗か?)

 

番傘と抱合せでくっついてきた自在鉤(じざいかぎ)です。

僕は要らないので、露天で売りたいです。

 

カンガルー(ワインホルダー?)が欲しいと思ったので入札したのですが、僕の周囲ではなぜか笑い声が上りました。

 

木彫りの馬×2と鹿、犬、そしてびっくりするほど軽い花瓶

僕の直ぐ側から、「なんでやねん…」という声も聞こえて来たのですが、その理由はこれらの抱き合わせにあったのかもしれません…。

 

[おまけ]

師匠でも目利きを失敗して損をすることが度々あるそうです。

どうすれば仕入れを成功させることが出来るのか、考えてみました。

 

飲食店などでは原価を2割~3割に抑えることが出来ればやっていけると聞いたことがあります。

では古道具の仕入れ値も2割~3割に抑えることが出来れば、もしかしたら上手くいくのかもしれません。

そこで、木彫りの馬×2と鹿、犬、そしてびっくりするほど軽い花瓶とカンガルーの入っていた箱を例に出しますが、先ずはこれらをいくらで販売出来るのかを考えてみました。

そして、2割 or 3割仕入れの場合の金額を出してみることにします。

 

[販売予定価格(理想)]

・馬×2:@500円=1000円

・鹿:500円

・犬:100円

・花瓶:100円

・カンガルー:1500円

 

合計:3200円

 

3割仕入れの場合:960円

2割仕入れの場合:640円

 

(ちなみに、今日の市場の最低入札価格は1000円です…。)

 

会場で起こった笑いは、失笑だったのかもしれません。

辛いです…。

 

おしまい。



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