[11/10~11]フリーマーケット当日|猿の顎力と軽トラの運搬力

[Diary:557]

今日も古道具の買い取りに同行してきたのですが、重たいと聞いていた彫刻?の買い取りは無くなり、結局僕が行った意味も無くなってしまいました。

さらに明日は、前々から楽しみにしていた廃病院からの買い取りを予定していたのですが、これも先方都合で中止となってしまいました…。

iPhoneもルーターの調子もおかしいし、僕と同じ道具屋みならいの女性は、ある和骨董で大儲けしたらしく、それを聞いたときの僕は、なんと形容すればいいのか分からない、複雑な気持ちになりました。

しかし小屋に帰ってから手作りのプリンを3つほど食べたところ、くすぶっていた気持ちはすっきりと晴れ渡り、またいつもの”余裕”が戻ってきたような気がしました。

 

 

[11/10]

先日の夜は酷い霧に覆われました。

いつも使っているヘッドライトの光では、数メートル先を照らすだけで精一杯でしたが、あるお宅から買い取ってきた、ちょっとだけ古い懐中電灯を使ってみたところ、(電源が単一電池3本ということもありますが、)眼の前の霧を切り裂くような鋭い光で辺りを照らしてくれました。

 

あっても昭和中期から後期くらいの古さだと思いますが、なんとなく色が気に入ったので、手元に置いていました。

普段使うことはありませんが、これは有事のときの備えとして活躍しそうです。

 

朝起きてポストを見に行ったところ、近くに見覚えのないカボチャが落ちていました。

これは猿の仕業だと思います。

 

猿の歯の強さには驚きますが、それよりもこのカボチャの持ち主に見られ、あらぬ疑いをかけられる方が怖いと思いました。

 

秋だな…と思ってみると美しいのですが、これは冬の訪れでもあると思うと、ちょっとナーバスになります。

(極端な暑さもそうですが、)寒さ=恐怖だと思っています。

 

フリーマーケット出店のために借りてきた軽トラの給油に行ったとき、ついでに合板を一枚だけ買ってきました。

合板を荷台に積んでみて改めて思いましたが、軽トラの運搬能力は凄いですね。

 

明日はフリーマーケットなので、倉庫の荷物を積み込みました。

今年の売れ残りが中心ですが、その分安くして、出来る限り売り切ってしまいたいと思っています。

 

スウェーデン製のストーブと、ここに写っている壁掛け時計たちは売れ残りではないので、無理して売るつもりはありません。

左から3台は完動品ですが、右の2台は動きません。

真ん中の完動品はクオーツですが、それ以外はゼンマイ式です。

 

【問題】

実はこの中で一台だけ売れたものがあります。

左の完動品から順番に、①~⑤の番号を振りますので、どれが売れたか予想をしてみてください。

※答えはブログの最後に書きます。

 

 

我ながら不審な車が出来上がったと思います。

 

ちなみに、一番上に乗せた当時物の番傘は、900円で売ることになります。

荷台の後ろに見えている浄水器(新品)は、当時は高価なものだったようですが、倒産した会社の製品なので、最終的には一台300円で売りました。

みんさん喜んでくれましたが、僕も在庫が捌けてホッとしました。



[11/11]

フリーマーケット当日です。

安くても良いので、頑張って減らしたいと思います。

 

開催時間の約2時間には出店者の受付が始まり、その受付を終えた人から順番で、入場口近くに停めた車を会場近くまで移動させ、商品の搬入を始めます。

搬入が終わったら、今度は会場から離れたところにある駐車場まで車を停めに行かなくてはなりません。

 

ざっと見渡したところ、軽トラで来たのは僕と、野菜売りのおじいさんだけでした…。

 

僕に割り振られたスペースは、なんとこのサイズでした…。

申込書に書いてあったとはいえ、思わず『小さっ!』と思ってしまいました。

 

思っていた以上に販売スペースが小さかったので、全商品を下ろすことが出来ませんでしたが、これは次に生かせる失敗なので前向きでした。

【フリーマーケット終了】

予想以上の入場者があり、これくらい売れたら良いかなと思っていた金額の倍くらいは売ることが出来ました。

今回の目玉商品だったスウェーデン製のストーブは、開始数分で売れました。

夏の終わりに出店したイベントでは売れなかったものも捌けたので良かったです。

 

最終的に、持ち帰りはこれだけになりました。

写真だと伝わらないかもしれませんが、大物の文机を始め、ストーブも浄水器×3も、巨大な番傘も自在鉤も高圧洗浄機も洗面器も変な置物も売れたので、嵩は大分減りました。

 

【おまけ】

なんと途中で師匠が見に来てくれたのですが、その時にちょうど売れた壁掛け時計と、船の置物の売値について、これは明らかに安すぎると教わりました。

 

師匠の前で売れたこの船の置物は、なんとべっ甲で作られていたようです。

僕の趣味ではなかったこともあり、500円で売ってしまいました。

また、壁掛け時計も、倍くらいの値段をつけても売れた可能性があったようです。

 

次からは気をつけようとは思いますが、船は減らしたいと思っていたものだし、壁掛け時計も買ってもらえただけで嬉しかったので、ダメージはありませんでした。

 

久しぶりにビールを買って帰りました。

いつもとは違う銘柄を買ってみたのですが、これが意外と美味しくてびっくりしました。

 

ちょうど目の前に「感謝」と書かれた手ぬぐいがあったのですが、今の僕の心境と似ているなと、ビールを飲みながら思いました。

 

おしまい。

 

※売れた壁掛け時計は①番でした。大分値切られてしまいましたが、一つでも売れたので嬉しかったです。



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