職場に到着し、新人さんの車はどれだろうと見回しましたが見つかりませんでした。
『あれ?』と思って聞いてみたところ、今日は予定があってお休みで、また明日から働くのだそうです。
緊張して損しました。
今日は基本的にペンキ(オイルステイン)塗りの仕事をしました。
朝のミーティングのような時間の中で、今日ペンキを塗る場所の説明を受けたら、後は終業時間まで基本的に放置となるので、気楽ではあります。
午前の部
ペンキを塗るには、まずは物をどかしたり洗ったりといった下準備が必要です。
ほうきやスコップ、高圧洗浄機などを使ってその下準備を終えたころには、最初に洗ったところは乾いている予定です。行ったり来たりしないで済むように、下準備をしていく順番だけを考えてしまったら、その後の頭の中は寝転んでいるようなもので、身体が資本の肉体労働へとシフトします。
このゲートだけは、
1.洗う 2,乾かす 3.地面に接する裏面にだけペンキを塗る 4.ペンキを乾かす 5.ゲートを起こしてペンキを塗る
このようなサイクルになるので、一番最初に取り掛かることにしました。
壊れているところは、コーススレッドを打ち直します。
職場のインパクトドライバーは最新式です。また、それほど使用頻度が高くないので、いつ見ても綺麗です。
『いいなぁ…』と思いながら、汚したら悪いので手袋を外しました。
高圧洗浄機を使うとボロボロになってしまうところは、このようなブラシを使って手洗いします。
昼休み…
いつものようにコーヒーを飲もうとお湯を沸かしているところの写真ですが、風が吹いていたからでしょうか、僕の目にはこのバーナーがちょっと不安定に映りました。
これが今どきなのでしょうか?
このようなタイプのものであれば安心ですが、壊れてもいないバーナーを買い換えるようなゆとりはありません。
五徳としても使えるようなウインドスクリーンがあれば、僕のようなタイプでも安心して使えるのかもしれませんね。
今日は朝に風花が舞うくらい寒くなりました。
昼ごはんを終えた後のコーヒーは、サンルームみたいに暖かくなっていた車内で飲みました。
昼休みには、昨日もらってきた古書の天日干しをしました。
これらは、古道具の師匠がいらないと言ったものの中から、外国の方だったら価値を見出してくれるかもしれないと思ってもらってきたものたちです。
※天日干しをしていますが、あまりに古いものだと保存環境を変えるだけでボロボロになってしまうことがあるそうなので気をつけて下さい。
これは「小唄」の本です。
これは学校の教科書です。
小唄の本とは違ってこれは結構読めるので、案外面白いです。
午後の部
ステップにかぶっている土をどかしたり、ほうきで掃いたりしています。
木材には、浸透タイプのオイルステインという塗料を使うことが多いです。
※浸透タイプなので、ペンキなどで皮膜を張った後の木材には使用できません。
午後の部は、このような作業を延々と続けました…。
昔から読んでくださっている方々は、『また同じこと言ってる…。』と思うかもしれませんが、知らない人には良い情報だと思うので、使い終わった後の刷毛の処理方法について、またまた書こうと思います。
使い終わった刷毛の処理について、、 水性塗料なら水洗いでOKです。 油性塗料を使った後は、通常であれば「ペイントうすめ液」で洗うと思いますが、実は「灯油」も使うことが出来ます。 これであれば非常に安価に刷毛の処理が可能となります。
おまけ
荷物運びをしたお礼にもらった、「ロビンソン・クルーソー」です。
これは戦前の古いものなのですが、子供向けにアレンジされたものということもあってか、特に価値のあるものではありませんでした。
通常版の「ロビンソン・クルーソー」だったら、もう少し価値があったのかもしれませんね。
しかし雰囲気のあるイラストが素晴らしいと思ったので、とても気に入りました。
師匠が運び出した数々の洋書の中には、きっとお宝もあったのだろうと思います。
自分でも、一つ一つ丁寧に調べてみたいものです…。