[Diary:498]
急遽入った道具屋の仕事で、昨日は日記を書くことが出来ませんでした。
昨日はダイダイとの別れの日でもあったので、前回書いた日記の続きから始めようと思います。
一昨日の夜
散歩も佳境、ついに我が家が近付いてくると、ダイダイは自ら敷地内に入っていきます。
もう家の場所を覚えてしまったというのなら、これは凄いことだと思います。
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夜の10時過ぎ、師匠から電話がありました。
ダイダイの引き渡しはお昼すぎを予定していたけど、やっぱり早朝にも連れてきてくれないかというのです。
どうやら横浜で買い取りの仕事が入ったそうなのですが、師匠は東京の出張で疲れているので、僕にその仕事も手伝ってほしいのだそうです。
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昨日の早朝
お別れが分かるのか、帰っていくダイダイはどこか悲しげに見えました…。
疲れている師匠に代わって、荷降ろし、運転、積み込みなど、この日はよく働きました。
しかしあまり良いものを買い取ることが出来なかったようで、ガソリン代、高速代、そして買い取り費用のことを考えると、どうも赤字だそうです。
この日はわざわざ早起きをして行ってきましたが、赤字になるくらいなら家で寝ていた方が良かったのではないかと思ってしまいます。
しかし仕事をくれる人たちとの今後の人間関係を考えると、赤字だとしても今回は買い取りに行ってよかったそうです。
見つけてきたもの
あまり目ぼしいものがないようですが、しかし僕も空手で帰るわけにはいきません。
せめて日給を稼ぎ出せるくらいの物は見つけたいと思います。
右のお玉から時計回りに、穴あけパンチ、コンパスカッター、文鎮+クリップ、タイガーバーム的なやつ、缶切り?、肥後守
実用するかどうかは分かりませんが、なんとなく雰囲気がありそうなものを集めてきました。
しかしこれらをフリーマーケットなどで売ったとしても、一つ数百円が関の山だと思います。
一旦自分の趣向は排除し、売れそうなものを探さなくてはなりませんでした。
売れるかわからないもの
持って帰っても「欲しい」という人が現れず、処分に困ってしまいそうなものを見ると師匠は、「これはヤバいなぁ…」と呟きます。
今回僕が持っていくことにした数点の物は、きっと師匠にはヤバいものに見えていたことでしょう…。
七福神とこけしを持ってきました。
値段設定が分かりません…。
保存食の開封
保存食のパンを見つけました。
せっかくなので開けてみようと思います。
フタを開けるとスポンジケーキのようなパンが出てきました。
これは有事の際の保存食ですが、キャラメル味がして、普通に美味しいパンでした。
おまけ:本当に怖い人形…。
七福神やこけしと並んで、可愛らしい人形あったのでついでに持ってきました。
これはイギリスの近衛兵だろうかと吟味していると、、
なんと近衛兵の目が…。
心臓に悪い
ここ数日のうちに不幸を起こす類の人形ではなければいいなと思っています。
みんなの背中…。
おしまい。