やっと晴れました。
いま外の写真を撮ったら、きっとハレーションが起きるくらい晴れています。
まるで息継ぎをするような気分で庭に出ました。
風呂小屋を完成させたいというのが目下の目標ですが、今日はよく晴れたので、まずは仕入れてきたものを洗ったり干したりして、乾いたらダンボールにでもまとめて倉庫に仕舞おうと思いました。
またこのアイロンで手が止まってしまいました。
まだスポンジと洗剤で洗っただけの状態ですが、これからどうすれば良いのか分からず、数日前からこのままにしていました。
何かしらの油でも塗っておけば良いのかもしれませんが、その前に赤錆が気になりました。
試しに真鍮ブラシで磨いてみると、思った以上にサビが落ちました。
サビを落としている時に、ふとあることを思い出しました。
これは以前骨董市で買ったものです。
耐火防錆塗料と書いてあるので、もしかしたらこれが使えるかもしれません。
当初の目的は薪ストーブのメンテナンス用だったので、ついでに薪ストーブの一部も外してきて、アイロンの一部と一緒に試してみました。
「出来上がり」
錆を真鍮ブラシで落とした後、耐火防錆塗料を塗り、乾いたら雑巾で良く拭き取り、そのまま磨き上げました。
薪ストーブのメンテナンスには向きそうですが、果たしてアイロンにはどうなのでしょうか?
赤錆が浮いているよりは良いと思ったので、本体にも耐火防錆塗料を塗布することにしました。
さて如何に…。
こ、これは…。
正直どっちが正解なのか、僕には分かりませんでした。
・
細々とした物を入れて持ち帰って来た時に使った木箱です。
持ち手が付いていて使いやすそうだったので、これも洗うことにしました。
何やら書かれていますが、とても日本語とは思えません。
古道具屋をやっていくなら、これくらいは読めるようになった方が良いのでしょうか?
もしそうだとしたら、この世界はまだまだ深くて長いことでしょう…。
裏面にも何やら書かれていたので、昭和7年に新調したということが判明しました。
昭和だと思うとそれほど古くは感じませんが、しかしこれでも86年前のものになるので侮れません。
古いものを見ていると思うのですが、昔の人は結構な確率で、新調した物に日付や覚書のようなものを書き入れるのですが、これが後々面白く感じるポイントになるような気がします。見習ってみるのもありかもしれません。
また、嘘の年号を書き込み、将来の道具屋さんを笑わせたり困らせたりするのも面白そうです。
おまけ
外国人に日本の経典が売れましたが、僕でも読むのが難しい漢字を、日本贔屓のアメリカ人(買ってくれた人)は読めるのだろうかと不思議に思いました。
インテリアだったり、自分の店で売る為の物かもしれませんが、本気で読もうと思って買ったのであれば、僕は感服してしまいます。
おしまい。