アルバイト初日|返報性の原理|眠れない夜と「4BLOCKS」

去年の夏の終わりからなので、およそ半年ぶりの雇われ仕事に行ってきました。

労働してお金を稼ぐというのは、帰宅した安堵感、夕飯の満足感、ベッドに入って目をつぶり、一日の最後に充実感を得るということです。

緊張感から開放されればホッとするし、お腹が空いていればご飯は美味しいし、働いて疲れたら、睡眠の質も上がると思うのですが、だからといって働きに出ることが、我慢をすることが当たり前だという考えに迎合するつもりはありません。

誰だって、、とは言いませんが、少なくとも僕は、“雇われ”仕事が好きではありません。

昨日は寝付けなかったので、深夜にもかかわらずiPhoneで海外ドラマを観ていました。海外ドラマといえば、「24」に始まり、「プリズン・ブレイク」「ウォーキング・デッド」など、巷にはいくらでも溢れていますが、僕が最後まで観たのは、「ブレイキング・バッド」ただ一つです。特にシーズン1くらいまでが面白かったです。

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基本的に海外ドラマなんて時間の無駄だと思ってしまうのですが、昨日はドイツに住むアラブ系マフィアの話だったからか、話に深みが感じられ、ちょっと見入ってしまいました。

「4BLOCKS」というドラマなのですが、Prime Videoで観ることが出来ます。

※うっかりしていて、プライム会員をまた一ヶ月更新してしまいました。

 

 

 

実は昨夜、(品揃えや値段設定において、)僕が最も信頼している、古道具やアンティークを扱うお店の方から、買い付けに行くから同行しないか?(重たい荷物の運搬を手伝って)とのお誘いを受けました。

「古道具の勉強がしたいので、何かあればお手伝いさせて下さい。」とお願いしておいて良かったです。

一日の差で、今日は宿泊施設のアルバイトがあって行けなかったのですが、明日はお休みをもらえたので、明日の買い付け(荷物持ち)には同行することが出来そうです。

またまた緊張して眠れずに、夜中のPrime Videoが捗りそうですが、古道具、アンティークを扱うお店は、僕のちょっとした憧れの職業でもあるので、しっかりと学んで来る予定です。



 

久しぶりの雇われ仕事は、当然のように楽ではありませんでしたが、僕が糖質制限ダイエットをしているといえば、チーズにナッツなどを出してくれるし、洗濯機を二回も使わせてくれたり、就業後はシャワーを使わせてくれたりと、至れり尽くせりでもありました。

更に、明日休むことも二つ返事で認めてくれたし、ポリタンクに飲水も汲ませてくれるので、本当に助かります。

しかし、長年働いているから分かるのですが、職場に甘え過ぎていると、返報性の原理が働いてしまいます。

「返報性の原理」と書くと難しく聞こえますが、要は、人は誰かに良くされたら、お返しをしなくてはならないと思ってしまう習性があるということです。

このことが分かっている人は、そう簡単には人に甘えないのだと思います。

 

「困ったことがあったらいつでも言ってね。」というようなありがたい言葉をもらっても、お返しするものがない人間にとっては、そう簡単には甘えられるものではないのです。

事実、移住したばかりの頃は、このようなありがたい言葉を良くかけられましたが、その殆どは、社交辞令でかわしてきたような気がします。

しかしアルバイト先では、労働力を提供しているということもあって、ついつい甘えてしまいます。甘え過ぎて首が回らなくならないように、気をつけようと思います。

 

おまけ

最初の仕事は、雪&激しい雨によって倒れた白樺の木の救出でした。

 

二方向からロープで引っ張り上げました。

 

シーズンオフの間に落ちた枝や葉っぱは、集めて焼却処分します。

シーズンの始まりには消防署に届けを出したり、消火用の水を用意しておいたりと、裸火を扱う際には注意が必要です。

 

お昼のコーヒー

郵便局に行かなくてはならなかったので、そんな日はタイトなお昼休みになります。

 

様々なものに被せられていたビニールシートを剥がしてきたら、ほうきで掃いて畳んでは、ビニール袋にしまいます。

このような単純作業でも、何十枚と続けば気は滅入ります。

 

やはりお金を稼ぐというのは大変です。




“アルバイト初日|返報性の原理|眠れない夜と「4BLOCKS」” への2件の返信

  1. テロルさんに寄せられる好意が期待している報いは「受け取ってもらえる」ことではないでしょうか。
    好意を受け取ることがその好意に対する報いになると思います。

    受け取ってもらいそのうえ笑顔でありがとうと言ってもらえたら、その笑顔に対してまた何かをしてあげたくなるのではないでしょうか。

    優しい人というのは与える方だけではなくって、受け取ってくれる人もまた優しい人なのだと思います。

    若くて美しいうちには優しさや広い心が足りなくてそのことに気が付かないで結果として「好意を受け取ること」を出し惜しみしがちなのでしょうが、広く優しい心を手に入れて好意に対して取りこぼしなく「受け取ってありがとうと言う」ことが息を吸うことみたいに当たり前にできれば、そうすれば世の中がもっと優しく簡単になりますので、ぜひともテロルさんには人生の早いうちに優しい広い心を獲得し甘え上手を発揮して世の中を渡ってほしいです。

    1. そうですね。みんながみんな、チロルさんのような方ばかりであれば、もっと甘え上手を発揮できるような気がします。

      相手を良く見て、上手な世渡りが出来るようになりたいと思います。

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