都会では考えられないことですが、今日は朝から町内放送?が鳴り響いていました。
その内容は、
・大雪が降るよ
・市内バス、予定していた行事は中止だよ
・家屋やビニールハウスの倒壊には注意してね
概ねそのようなことを言っていたと思います。(我が家のような僻地になると、町内放送はあまり聞こえません。)
大雪と言われると、僕は「平成26年豪雪 – wikipedia」のことを思い出してしまいます。
移住当時に乗っていた、ミニキャブに積もる雪。
玄関扉が開かない程の雪。
1mは優に超えて積もった雪。
決死の雪下ろし。
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移住後、僅か2ヶ月ちょっとでこの大雪に見舞われました。
とんでもないところに来てしまった感はありましたが、しかしこのときはまだ謎の高揚感に包まれていたので、恐怖心はありましたが、後悔の念に押し潰されるようなこともなく、日中はヘラヘラとアイス片手に散歩をして、地元住民の冷たい視線を浴びたりしていました。
今また同じレベルの大雪に見舞われたとしたら、今度こそ小屋の屋根が抜けたり、雪の重みで折れた赤松が降り注ぐなどの可能性も捨てきれず、そんなネガティブなことを考えてしまうからか、当時のような気楽さは無くなってしまったような気がします。
移住して6年が経過した今、僕が最も強く思うのは、『何故まだこの小屋に住んでいるのだろうか…。』ということです。
当初の予定では、1年ないし2年もしないうちには、もっと立派な住居を構えている筈だったので、自分の不甲斐なさ、無力さを只々痛感しています。(情けないです…。)
気を取り直して、、令和2年1月27日の日記を続けます。
夕方から、いよいよ本格的に雪が降り出しました。
雪が降り出しましたが、僕が取れた対策は殆どありませんでした…。
車たちにシートを被せたり、薪を二日分小屋に運び入れたり、クッキングコンロとストーブに灯油を満たすくらいのことしか出来ず、(※洗濯と水くみは前日に済ませました。)後は運に身を委ねるといった状況です…。
1時間後の写真です。順調に積もってきました…。
(昨日も一昨日もそうだったので、)大雪に備えて、、というわけでもないのですが、夕食後に少し仮眠を取ったので、夜中に万が一のことが起きたとしても対応出来る予定でいます。
普段は小屋で暮らすことに対して、特に不便だとか不満に思うことも無いのですが、強風が吹き荒れたり、大雪に見舞われたりして初めて、自分の境遇について俯瞰で見ることが出来るようになる気がします。
今は布団をかぶってやり過ごすことくらいしか出来ませんが、このような経験を通じて、『次はこうしよう、ああしよう。』と、僕の小屋暮らしがブラッシュアップされていくように、(もっともっと本気になって)頑張ろうと思っています。
PM10時現在の積雪量。
おしまい。