目の上のたんこぶ|5年越しの抜根作業

目の上のたんこぶ 邪魔なもの、うっとおしいものなどを意味する表現。 目の上にこぶができるととりわけ邪魔であることから作られたことわざ。 「目の上の瘤」とも言う。目の上のたんこぶ- weblio ”

我が家の地目は「山林」です。

木がたくさん生えているのはもちろん、切り倒した後にも「切り株」は残るので、特に軽トラなどで敷地内を走る際は、木々や切り株を避けながら走らなくてはならず、それが少し不満でした。

そもそもの始まりは、残り一山になってから一切減っていなかったヒノキの山を、今年こそは燃やし尽くそうと運び出しているときでした。

 

大分わかりにくいのですが、写真中央上部あたりには、何をするにも邪魔をする「切り株」があります。

ヒノキの山が減っていくにしたがい、使える陣地は広がっていくのですが、そのせいでますます、「この切り株がなければいいのにな…」という気持ちが大きくなっていきました。

 

これは「赤松」の切り株です。

伐採したのはもう5年も前のことですが、その時の切り株がいつまでも残っているのです。

表皮は腐って脆くなっているので、クワやハンマーなどで叩くと砕けますが、芯はしっかりとしているので、あるところから先に進めなくなります。

 

出来る限り切り株の根っこを掘り出し、そしてチェーンソーで切りました。

※ソーチェーンは、砂を切ると一発で切れなくなってしまいます。僕は昔使っていた古いソーチェーンに取り替えてから作業をしました。

目に見える根っこは全て切りましたが、やはり地中にはまだ根があるようで、人力ではビクともしませんでした。

 

以前古民家から、「パワーウィンチ」なるものが出てきたことを思い出しました。

切り株にワイヤーを通し、引っ張ってみようと思います。

引っ張るための支点は、近場の赤松にしました。

手持ちのワイヤーは一本しかないので、赤松側は太めのナイロンロープを使いました。

 

ワイヤーとナイロンロープの間に、例の「パワーウィンチ」をかませました。

 

牽引能力により、幾つかグレードがあるようです。

 

レバーに力を込めて引っ張っていると、「バキバキッ」という音を鳴らしながら、少しずつですが、切り株が持ち上がってきました。

結構力を入れていたので、支点側の赤松や、ナイロンロープが負けてしまわないかと心配でした。

※抜根した切り株は、家の奥のブッシュに安置してきたのですが、とても持ち上がらないので転がすしかなく、汗は吹き出すし、腰にくるほど大変な作業でした。

 

切り株の分、土地が凹んでしまいましたが、これでまた一つ、目の上のたんこぶが無くなりました。



おまけ

 

前回買ってきた、「鳳凰殿」を組み立てました。

大分汚れていたし、破損していたり、欠けているパーツがあったりもしたのですが、思いの外立派なものが出来上がったと思います。

 

『どーん!』

 

これがプラモデルだとしたら、対象年齢は小学生からOKだと思います。※塗装済みだし。

 

おしまい。




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