元旦の深夜、外へ出るといつも以上に空気が張りつめていて、凍った地面がヘッドライトの光を反射してキラキラとしているので、これは寒いと温度計を見ると、「-8℃」を指していました。
外の温度計をみることが半ば習慣化しているのですが、普段は寒いと思っても「-4℃」の壁を超えることはなかったので驚きました。
[翌日]
余りにも冷え込むと、薪ストーブを焚いても足元が冷えたり、布団に入っても、本を読んだりゲームをしたりとしている間に寒くなってくることもあります。
身の危険を感じる寒さなので、今年も部屋の断熱をしようと思います。
写真では分かりませんが、大きな脚立の上から撮影しています。
先ずは上部の窓に、ビニールシート(厚さ1mm程度)を貼り付けました。
上部の窓以外にも断熱したい窓はまだ幾つかあるし、そもそも天井に関しては手つかずなのに、去年まで使っていた園芸用の透明シートが残り30cmくらいしか残っていませんでした。
仕方なくホームセンターへ行ったのですが、園芸用シートよりも断熱性能が高そうな「プチプチ」を見つけたので購入しました。
例年は春になると断熱に使用した透明シートは捨ててしまうのですが、「プチプチ」であれば、ちょっと拭いてやればまた商品を包むために使えるので無駄にはなりません。
お金の掛からない断熱方法ですが、効果は抜群なのでオススメです。
身体を芯から温めるには、やはりお風呂です。
もう雨水タンクの残量が僅かですが、なんとか最低ラインまでは水をためることが出来ました。
お風呂を沸かしている間は、薪割りをしたり、商品のメンテナンスをしていました。
(下に続く)
少し不出来ですが、これは「切溜(きりだめ)」という漆塗りの木箱です。
これはマトリョーシカのように重ねることが出来るのですが、重なった姿が美しかったので仕入れました。
大分汚い木箱に見えますが、、
中には和本がたくさん詰まっています。
一冊足りないのですが、これも日本好きには面白いと思いました。
ゴシゴシと水洗いしていると、汚れの下から文字が出てきました。
思いがけず「文政(1818年から1831年)」の物だと分かったのでラッキーでした。
中の和本(小唄)はどうかと思って開いてみると、なんとこちらは「元禄(1688年から1704年)」と書かれていました。
これだけ古いので、貴重なのは確かですが、しかしこれ(小唄の本)を欲しいと思う人はどれだけいるのでしょうか。
まだまだ浅い経験しかありませんが、恐らく和骨董をやっている人だったら見向きもしないような気がします。
この手の物に価値を見出してくれる人がいるとしたら、それは海の向こうの人たちだと思います。
メンテナンスの済んだものから撮影です。
先日買った撮影ライトが活躍しています。
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続いては「寿司下駄」のメンテナンスに挑戦です。
年季の入った寿司下駄だったので、電動カンナで表面を1mmくらい削ります。
思っていた以上に削りカスが飛散しました。
下駄の足?部分は、接着剤こそ使われていませんが、ガッチリとほぞ組み加工されているので、取り外すにはハンマーなどで叩くしかなく、その際に2、3壊してしまったり、カンナの刃の幅が数ミリ足りず、表面に若干の段差が出来てしまったものもあったりして、無事に商品化出来る可能性のあるものは、若干5つになってしまいました。
また、食品衛生法適合の塗料を買ったのですが、一度や二度塗りでは木部に吸われてしまって全く駄目だったので、未だに紙ヤスリで削っては塗料を塗ったり乾かしたりを繰り返しています。
おしまい。