死を見据えた小屋建設|[風呂小屋]水回りの修理

先日、タイニーハウスピリオディカルズにて、風呂小屋建設の記事を書きました。

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振り返ってみると、最初の記事は「2017/09/25」となっていたので、完成するまでに2年4ヶ月ほど掛かった計算になります。

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ちなみに現在住んでいる小屋の建設には、およそ一月しか掛かっていません。

住みだしてからも色々と改良を重ねて来ましたが、それは風呂小屋にも同じことが言えるので、この差は一体なんだろうと不思議に思いました。

住居の小屋は2×4工法で、風呂小屋は在来工法という違いもあるし、また、風呂やトイレ(浄化槽)、洗面なども作っていますが、しかし住居の小屋は風呂小屋よりも随分と大きいのです。

もしやモチベーションに大きな違いがあるのかもしれないと思うと、これは由々しき事態です。

なぜなら、僕はこれから集大成となる母屋を建てなくてはならないからです。

僕の頭の中では、現在の小屋と風呂小屋を足したものよりも更に規模の大きなものになるので、だったら完成は一体いつ頃になるのかと不安になってきます。

 

庭に生えている木々を眺めていると、改めて人間の寿命の短さを感じますが、志半ばで死んでしまうとか、完成はしても、その後どれだけの時間、自分で作り上げた環境で生活することで得られる幸福を享受することが出来るのだろうかと考えてしまうのです。

小屋建設が進まない理由として、常に金銭的な問題が付きまとうとはいえ、実はそれ以上に、自分のモチベーションが低下している可能性も否定は出来ません。

 

理想の環境を作り上げ、一日も早くその中で寝たり食べたり遊んだり、笑ったり喜んだり満足したりしたいので、その為にはやはり、今一度自分と向き合い、具体的なことではなく、もっと感覚的なところから考え始め、そして自分を鼓舞させる必要があるのではないかと思うに至りました。

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何かを作り上げるというのは、基本的には楽しいものです。

はじめの一歩さえ踏み出してしまえば、きっといつかは完成するものです。

一説には、現状に満足した時点で成長は止まるというので、身体が動かなくなるその日まで、常に何かしらの目標を持って生きていきたいなと思っています。

(下に続く)




水回りの修理

風呂小屋が完成したと書きましたが、まだまだ細かいところはこれからです。

そのこれからのところに着手する前に、早くもトラブルが発生してしまいました。

それは水漏れです。

 

水道管の固定が甘かったようで、数滴ですが、水漏れが発生してしまいました。

 

水道管の根本をしっかりと固定する必要があるようなので、適当な端材を取り付けることにしました。

 

端材に穴を開け、そこに水道管を通すことで支持してくれると思うので、まずは水道管の直径を測りました。

※写真に写っている「ノギス」ですが、これは100円ショップで購入したものです。これは物の大きさを測る以外にも、溝の深さや内径なども測ることが出来る優れもので、僕が100円ショップで最も認めている商品でもあります。オススメです。

 

穴の位置をマーキングしました。

 

ドリルで穴を開ける際は、経の小さな物から徐々に大きくしていくと上手くいきます。

 

かなりタイトに作ったので、ハンマーを使って叩き入れています。

 

向かって左側は、このようにコーススレッドで難なく固定出来ますが、、

 

右側は構造上、真横からコーススレッドを打ち込むことが出来ないので、下から斜めに打ち込みました。

 

最後は銀色の円盤(我が家にとってはただの飾り)を通し、塩ビパイプ用の接着剤でガッチリと固定します。

 

完成です。

その後水漏れは無くなりました。

 

おしまい。



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