久しぶりの競り市|サグいカレーと弘法大師

各地から荷物を抱えた古物商たちが集結し、丸一日かけて競るという、ちょっとアングラな香りのする?競り市に参加してきました。

 

それこそ師匠クラスの人々は、このような競り市を月に何箇所も回り、売ったり買ったりしています。

商売のスタイルが違うとはいえ、僕は2ヶ月くらいサボっていました。

その理由は単純で、朝が早すぎるからです。

 

競り市の開催時間が早いことと、会場に集まる古物商たちの平均年齢の高さは、きっとどこかで関係していると思っています。

 

辛い気持ちを慰めるには、温かいコーヒーと甘いものが良いような気がします。

可能であれば、いつもよりちょっとでも良いので、贅沢をしたほうが効果的です。

 

甘いものの次は、普段はあまり食べないジャンクフードの出番です

ジャンクフードを食べているときは、ちょっとサグい(不良っぽい)気持ちになりますが、僕はこのタイミングで、いつもインドのサグ(ほうれん草)カレーのことを思い出しています。

まるで死ぬまで続く連想ゲームのようですが、僕の中のインドが未だ健在だという確認でもあるので、今後もマクドナルドに行くときは、同じようにインドのことを思い出したいなと思っています。

 

実はこの無料引換券があったので、マクドナルドに行くことにしたのでした。

コーラ単体だとしても安いし、マクドナルドのポテトだとしても安いのに、この値段で両方とも手に入るというのだから、なんだか不安になるくらいでした。

 

・競り落としてきたもの(※一部だけ)

 

古いストーブを競り落としました。

インパクトの強さに惹かれて買ったのですが…、

 

これはガスストーブなので、我が家では試すことが出来ません。

つまり動作確認が出来ないということなので、これを売るのはちょっと難しいのかもしれません。

 

「ウールフェアー」

※安かったので…。

 

大正時代の押し花

もの凄く競ってしまったので、儲けが出るか少し不安です。

 

古い五月人形です。

ちょっとだけ競ってしまいましたが、おまけで太鼓を2つ付けてくれたので満足しています。



これは五月人形の入れ物です。

壊れていたので直しているのですが、ここから先、出てくるものは全て「難あり」となります。

特に「要修理」のものを買うときは、まるで「宿題」を渡されたような気持ちになります。

しかしこれも安く仕入れる為には欠かせないことだし、小屋暮らしを通してDIYも少しは出来るようになったので、ここが僕の強みとも言えるのかもしれません。

 

「弘法大師 a.k.a.空海(木彫)」ですが、不憫なことに、座っていた椅子がボロボロでした…。

 

鉄脚には天板を付けなくてはならないし、大量の文字盤は、どうにかして(売れる)商品にしなくてはなりません。

まさに「宿題」といった感じです。

 

これは違うところで買ってきたものなのですが、冬は乾燥しているからか、表面の剥がれが酷くなってきていたので、これも一緒に直しました。

 

接着剤は木工用ボンドですが、爪楊枝などを使って(震えながら)修理しています。

 

壊れた物を直して売るというのは、古いものであればあるほど意味が出てくると思っているのですが、実は手つかずの「宿題」が、我が家の倉庫にはまだまだたくさん眠っています。

僕の師匠は、この手の修理を一切やらないので、一度で良いのでギャラリーフェイクの藤田のような人の工房に行って、色々と学ぶことが出来たらいいなと妄想しています。

 

 

おしまい。




“久しぶりの競り市|サグいカレーと弘法大師” への1件の返信

  1. 教えてほしいことが あります。 

    上に載っているようなものが欲しいので

    メールをいただきたいです。

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