静岡県の弁当箱『めんぱ』|2年間が限界?栗の渋皮煮

その気になれば食べるものが無くなるまで“引き籠っていられる”というのは幸せなことだと思います。

出世欲が無いかのようなことを書いていますが、ついつい『あの頃と比べたら天と地だよな…。』と、過去の自分と比べて考えてしまうのです。

まるで戦時中と現代との比較のようなことを言っているようですが、ここら辺のことを詳しく書いて誰かに褒められたいとか慰めてもらいたい、共感を得たいと思うようなことが減ってきたことで、なんだか気楽にやれるようになってきたような気がしています。

 

今日は午後から雨が降り出したこともあり、大半の時間を小屋の中で過ごしました。

※以下、取り留めのないことを書き連ねていきます。

・古物の手入れと使用感

 

見知らぬ誰かが遺した「切り絵」です。

グチャグチャになっていたので皺を伸ばし、癖が取れるまではクリアファイルに入れておくことにしました。

ピンセットが登場するレベルの細かい作業でしたが、この程度の量であれば全く苦ではありませんでした。

 

霧吹きを使って皺を伸ばすというアイディアもあったのですが、確かに皺は簡単に伸びましたが、切れてしまうリスクと下の台紙から剥がれなくなるというリスクがあったので不採用にしました。

 

物を売ろうとしている人が、その商品について何も知らないというのも良くないので、例えばステンシルが出てくれば簡単に使ってみるくらいのことはやっています。

・静岡県の弁当箱

 

これは静岡県の工芸品である、「めんぱ」という木製の弁当箱です。

良い感じの木箱があると思ったので、業者市場で落札したのですが、支払い時に渡される明細に「めんぱ」と書かれていたところで気が付きました。

曲げわっぱのようなものですが、何といっても漆塗りなので抗菌作用があり、長期の使用にも耐えられるのだと思います。

※古いもののため表面には漆の剥がれがありますが、内側に痛みはありませんでした。

 

マグロの竜田揚げがメインです。

 

この日はすりおろした山芋のフライと、蕗みそ(初物)などが入りました。

(下に続く)



・2年熟成が限界?栗の渋皮煮

長らく(6年以上)電源に差していない冷蔵庫の中身の整理がてら、3年前に仕込んだ「栗の渋皮煮」を開けました。

腐敗したところも見受けられず、シロップも透明です。

 

栗を割ってみても異常はありませんが、黙殺出来ないレベルの異臭が発生していました…。

腐敗臭ではなく、まるでピクルスといった感じの匂いなのですが、とても食べる気にはなれなかったので処分しました。

3年間も寝かした末に捨るというのは、とても複雑な気持ちになるものです。

 

では2年前の渋皮煮はどうでしょうか?

開けた途端に広がったのは、まるでストロベリージャムのような芳醇な?香りでした。

 

これはお金を払っても食べることの出来ない味だと思ってしまうくらい美味しかったです。

 

最後はおまけで手作りポン酢を開けました。

作ったばかりの頃の方が柚子の香りが強かったような印象ですが、その分濃厚な味に仕上がったと思います。

瓶詰めにした山椒の実を食べ終わったら、我が家の保存食もお終いです。

おまけ

 

お腹の調子が悪いクロの為の医療食と、我が家の猫たちが大好きな「ねこ福」というカリカリを買いました。

 

普段買っていたものよりもかなり大きいのですが、Amazonでは格安で売られています。

おしゃれなパッケージの多い猫のご飯ですが、「ねこ福」の素朴な感じも良いなと思います。

 

※店舗で買うよりも安いと思います。

 

ちょっと高いのですが、、便秘の子にはこれが良いのだそうです。(獣医さん談)

 

おしまい。




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