未熟な道具屋見習いの取捨選択｜ブルジョワと小屋暮らしの相性は？

［Diary:536］

今日も貴重な晴れ間が広がりました。

布団や毛布、そして猫たちのクッションなどを干しましたが、ついでにブルーフォックスも物干しにダラリと垂らしておきました。

※ブルーフォックスの写真は、人によっては閲覧注意かもしれませんので、文末の「おしまい」の後に掲載します。

 

我が家の物置や庭には、処分しなくてはならない物がいつの間にか山積みになっていました。

風呂小屋の建築に入る前に、先ずはこちらの処分からやってしまおうと思います。

 

フリーマーケットで買った、古いogawa（オガワ）のコットがあっという間に壊れてしまったので、もう分解して処分することにしました。

僕は古いものが好きですが、例えば古いスニーカーのソールが加水分解してしまうことがあるように、物によっては耐用年数の短いものもあるので、よく素材を見てから買わなくてはいけないなと思いました。

 

バネやシート部を取り外し、骨組みだけになったコット。

 

なにかに流用出来ないかと思って見回したところ、車のキャリアにならないだろうかと閃いたので試してみました。

『カッコ悪！』と感じたのでやめました。

 

続いては、とあるブランド物の椅子の解体です。

「売れなくて困ったよ」というようなことが書きたいので、メーカー名は伏せますが、これはかつて10万円～20万円ほどで販売されていたもので、幾つもシリーズ化されるほど、当時は人気のあったものです。

僕はこの椅子をカッコいいと思うことはありませんでしたが、さすがにこれだけの高級椅子なので、数千円くらいだったら直ぐに売れるだろうと考え、仕入れたのでした。

自分がカッコいいと思えなかったものを、高級椅子だからと仕入れたのは明らかに失敗だったし、未熟だったなと反省しています。

もう数ヶ月も売ることが出来なかったので、嵩張ることだし処分することにしました。

 

解体していくと、中から防虫剤が出てきました。

 

更に解体を進めていくと、今度はビニール紐やダンボールが出てきました。

しっかりとした作りで座り心地も悪くないので、目に見えないところにどの様な素材を使っていようが構いませんが、なんとなくブランド物で着飾った人のアンダーウェアがユニクロだったという感じがして、ちょっと面白かったです。

 

続いては、柳行李（やなぎこうり）ならぬ竹行李です。

もうボロボロなので処分します。

 

行李の内側に貼られた和紙には、何やら昔の人の書き込みがありました。

処分してしまって良かったのだろうかと僅かに戸惑いましたが、そんなことをいっていたらあっという間にゴミ小屋になってしまうので、自分の感覚を信じて取捨選択していこうと思います。

 

もう倒産してしまった会社の、浄水器のようなものが入っていたダンボールや発泡スチロールが山のようになっていました。

そしてこの処分がまた大変でした…。

 

発泡スチロールは小さく砕きながらゴミ袋４袋に詰め、ダンボールは少しづつ燃やしました。

軽い気持ちで始めた掃除でしたが、午前中が丸々潰れてしまいました。

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ちょっとした用事があって近所を歩いていたら、ご近所さんと偶然出くわしました。

久しぶりだなと思って立ち話をしていたら、いつの間にか来月のピザパーティーに参加することになっていました。

また、かつてお金に困っていた時に、僕が内職のような感覚で外国人に草鞋を編んで売っていたというエピソードを覚えていたらしく、草鞋の素材に使える良い生地や、美肌や健康に良いといって、ドクダミの苗、そして美味しいからと金時草という野菜を分けていただきました。

「貰ってばかりですみません。」というと、どれも要らないものだったり、幾らでも生えてくるものだから気にしないでと言っていただきました。

別荘の多い地域ということで、近所に住む人々は比較的裕福な場合が多い印象ですが、そんな人々はお金だけではなく、時間も持て余していることが多いので、そんな時に僕のようなイレギュラーな人間を見つけると、面白がって何かと絡んでくれるのかもしれません。

受け取るばかりの僕としては、少しでも期待に答えられるように、面白いことを言ったりやったりしていくことが大事なのかなと思いました。

 

今日のDIYは、水切りの制作や、ちょっと気になったところの修正くらいで終わりました。

 

［おまけ］

今回も意外な？コメントをいただきました。

くう 

こんばんは いつもブログ楽しみにしています。 オクラの花は一日限りです。 終わった花は摘み取ってしまった方がいいですよ。

 

昨日は初めて見るオクラの花に感動していたのですが、この花は一日限りの、非常に儚いものだったようです。

悲しい事実ですが、咲いたところを見れただけでもラッキーだったと思います。

 

コメントの通り、朝になっても花は咲かないどころか、なんと夕方には地面に落下していました…。

 

インターネットで調べたところ、このオクラの花は食べることが出来るというので、さっと素揚げにして食べてみました。

※時間経過と共に、随分と縮んでしまいました。

油で揚げれば大概の食材は美味しくなるという意見もありますが、まだオクラの花を食べたことがないという人は、試してみる価値はあると思います。

それなりには美味しいと思います。

 

今日は風呂を沸かすのが遅くなってしまったので、一旦小屋に戻り、ワインを飲んで待つことにしました。

ちょっとだけ飲むつもりだったので、手近にあった適当なグラスに注いで飲んでいたのですが、なかなかお湯の温度が上がらなかったので、半分くらい残っていたワインは、結局全て飲み干してしまいました。

 

おしまい。

 

［閲覧注意？］

ブルーフォックスの天日干し

 

悪気はないのですが、なんだか残酷なことをしているような気がしました…。

※特に足のところが辛いです。