古道具屋のルーティーン|古いベースボールカードが(100円でも)売れなかったので開封

僕が師匠について学んだことの一つに、「商品を入れ替える」というものがあります。

これはフリーマーケットや骨董市などで、毎回持っていくものを新しくするという意味なのですが、これがなかなか難しいです。

商品を手に入れるには、フリーマーケットや骨董市を巡ったり、お客さんから直接買い取ったり、業者市場に行ったりと方法はいくつかあるのですが、どこで仕入れるにしても、当然お金が掛かります。

基本的には、仕入れ値以上で売ることが出来ると思ったものを買うのですが、ここが肝であるだけに少しむずかしいところでもあります。

 

フリーマーケットや骨董市などで仕入れる場合は、店主とのやり取りしかないので、確かに掘り出し物が見つかることもあります。しかし知識の浅い僕にとってそれはまだまだ稀な出来事です。

次に業者市場だと、誰かと値段を競って買わなくてはならないので、『確実に売れる物』は当然高くなります。

最後はお客さんからの買い取りですが、処分したいと思っているお客さんが、断捨離気分なのか、お金が入用なのかで難易度は大きく異なります。

師匠いわく、古道具屋(骨董屋)は、「最終的にはセンス」なのだそうですが、その領域にたどり着くまでにも、覚えなくてはならないことが山積みです。

古道具の世界に教科書のようなものは(多分)ないので、勉強する為の取っ掛かりから探さなくてはなりません。

やはり上達の近道は、その仕事を好きになることなのかもしれません。

自営業だと、この辺りの努力が報われるときは直にくるので、苦労のし甲斐はあると思います。




古道具屋のルーティーン

 

業者市場やお客さんから仕入れてきたものは、インターネットや、フリーマーケットなどで売ります。

 

営業の終わった古いパン屋さんから仕入れてきた木箱や、何故か旧家からは巨大なお釜が出てきたりしました。

今日はこれらを軽トラに積んで、フリーマーケットに出店してこようと思います。

 

出店日の前日には、このように積み込みは完了させておきます。

※軽トラの天敵は「雨」です…。

 

荷物で満載ですが、コンビニに寄って朝ごはんを買いました。

 

余裕を持って会場入りしましたが、既にたくさんの出店者がスタンバイしていました。

ちなみに出店するには「出店料」が必要です。

フリーマーケットであれば、500円~数千円くらいが相場ですが、骨董市になると、数万円から数十万円ということも珍しくありません。

 

夏休みが終わったこともあってか、お客さんの入りはイマイチでした。

それなのに僕は、自分のお店の商品が売れるよりも早く、知り合いのお店で買い物をしたり、あまりにも暑かったので、お茶やジェラートを買ったりしてしまいました。

 

フリーマーケットが終わったら、今度はその日の売れ残りを含め、次の業者市場へ持っていく為の積み込みをします。

今回持って行く予定の市場は、ある意味最終処分地でもあるので、安く買い叩かれることは毎回覚悟をしています。

ちょっともったいないような気もするので、他のフリーマーケット情報を集め、売れ残ってしまったものをもう一度くらいは売ってみたいと思っています。

 

おまけ:昔のベースボールカード

 

デッドストックのベースボールカードが、100円でも売れなかったので開封しようと思います。

 

「パカッ」

ちょっとぽっちゃりしたピッチャーが出てきました。

 

途中に2枚だけ、パズルのピースが挟まっていました。

なるほど、このパズルを子どもたち(一部の大人含む)に集めさせたいのだと思います。

このパズルを完成させたら、一体どんな絵が現れるのでしょうか、少し気になります。

 

「MVP」

多分これが当たりなのだと思います。

計42枚(内2枚がパズル)など、このベースボールカードについて色々と分かってきましたが、この開封してしまったカード、この後一体どうしたらいいのだろうか…。

 

おしまい。



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