実に2ヶ月ぶりに、業者市場へ仕入れに行ってきました。
今回行った先は、僕が知っている市場の中では最も近い位置にあるのですが、朝が早いので、いつも寝不足の状態になってしまいます。
普段の感覚でいうと、寝る時間に近いです…。
最近は古物商として生計を立てるようになっているのですが、この2ヶ月の間には、一度だけ近所の商店からの買い取りはあったのですが、それ以外は骨董市にすら行っていませんでした。
なんとかまだ売るものがあったということでもあるのですが、どちらかというと朝起きることが苦痛過ぎて、サボっていたと言ったほうが近いと思います。
しかしいざ行くと決まってからは気持ちも充実?してきたので、今回はいつもの倍くらいの仕入れをして来ました。
古物の世界は、基本マイナスからスタートするので、まずは黒字化を達成し、安心したいものです。
(下に続く)
わら編みの背嚢(リュック?)目当てで落札したのですが、他にもたくさんくっついて来ました。
土壁と相まって、ちょっと時代錯誤な写真になっているような気がします。
おびただしい数の刺し子が施されたボロ(襤褸)です。
当時の人々のエコ精神には頭が下がりますが、その甲斐あって?、現在ではアートの域にまで達しているようです。(※特に海外で)
生活の為の仕入れなので、基本的には『売れそうかな?』と思ったものを買うのですが、往々にして自分の欲が先走ってしまいます。
同じような椅子が既に何脚かあるし、この大きな棚だって、僕が住んでいるこの小さな小屋のどこに入るというのでしょうか…。
全くの予定外だったのですが、ロフトの上の手作り棚を撤去し、買ってきた棚を搬入することにしました。
そうでもしない限り夜露に晒すことになってしまうのです…。
※金銭的には厳しいのですが、欲しかった棚を買うことが出来て嬉しいという気持ちもあります。
自分が作った簡素な棚なので、撤去もあっという間に終わりました。
(何故か油彩画のような写真になってしまいました。)
どうにか運び入れることが出来ました。
撤去した棚には服を畳んで入れていたので、今度はこの棚の中に並べていこうと思います。
海外向けに展開しているお店では、実は年末にセールをやってからというもの、未だに以前のレベルまで売上が戻って来ていません。
ここでまたもうひと頑張りしないといけないよな…、と思っています。
おしまい。