古物を仕入れてきたり、軽トラを買ってきたりしたからには、どこかで現金化をしなくてはなりません。
去年まではお客さんとして通っていたフリーマーケットが今年も開催されることになったので、今回からは出店者として、このフリーマーケットに参加してみることにしました。
まずは市場や買い出しで仕入れてきた古物を、綺麗に洗うところからはじめました。
雨水タンクの水を使うのはもったいないので、用水路までやってきました。
もろもろ洗った後も、バケツとポリタンクに水を入れて持ち帰りました。
今度は、持ち帰ってきた水を使って、軽トラの洗車をします。
1度の使用で5年間も効果が持続すると謳っていますが、これは本当なのでしょうか?
ワックスで仕上げる前には、「水洗い」→「フロントガラスとミラーにglaco(ガラコ)」という工程があります。
古い軽トラを買ったので仕方がないのですが、洗車をしていたら、大きなサビを見つけました。
サビ付近をよく洗い、油分と水気を取った後は、「ミッチャクロン」→「スプレー塗装」の順番で処置します。
遠目にはサビが分からなくなりました。
サビを放置するとそのうちに穴が空いてしまうので、何色のペンキでもいいので、サビは隠しておく方が良いと思います。
最後の仕上げには、日焼けをして白っぽくなった樹脂部分に、シリコーンスプレーを塗布しました。
シリコーンスプレー塗布前
塗布後
それほど持続はしないのですが、大分締まって見えるようになったと思います。
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色々と手間がかかりましたが、いよいよフリーマーケット当日です。
軽トラの荷台は、ジムニーとは比べ物にならないくらい大きいので、古物の運搬がとても楽になりました。
フリーマーケットということもあるので、今日のラインナップは数百円程度で買える、手頃なものを中心に持ってきました。
以前ホームページでも販売していた自作の猫スクラッチも、値下げをしてようやく売れました。
作るのは大変だったので、もう二度と作らないと思います…。
買ってくれたお客さんの中には、「使わずに飾る」と言ってくれた人もいました。
その場では、『嬉しい』という感情よりも、『変わってるな…』という気持ちが勝ってしまい、リアクションが取れなかったのですが、今になって思うと、猫スクラッチはアルバイト生活から抜け出せなかった時代に、起死回生の策として作ったものだったので、やはり有り難い言葉だったなと思います。
一番の人気だったのは、作家物の器などよりも、この「ご自由にどうぞ」コーナーでした。
会場に来た少年少女が喜びそうなものを入れておいたつもりでしたが、一人の少年が、鳴き声の出る恐竜を2体持っていっただけで、軍モノの水筒などは2つとも直ぐ大人が持っていったし、電車関係のものも同様に、ごっそりと一人のおじさんが持って行きました。
しかしみんな嬉しそうだったので、捨てるよりはずっと良かったです。
今回は安いものばかりを売ったので儲けもそこそこでしたが、隣でたくさんの家具(高価なものもチラホラ)を並べていた師匠はとても儲けていました。
次からは僕も師匠を見習い、もう少し良いものを並べられるように頑張ろうと思います。