スカートを履いた怠け者

[Diary:571]

日が短くなったことが関係しているのか、徐々に朝の目覚めが遅くなっています。

しかし東の空が白むまで起きていた頃(2、3年前?)に比べれば、遅くなったといっても朝の10時前後には起きているので、随分と真っ当になったと思います。

モバイルルーターを起動し、注文が入っていれば梱包して郵便局に持っていくくらいで、後は小屋の建築を進めるか、日々の雑事をこなすくらいしかやることがありません。

古道具屋の関係で、現在我が家にはマンガ本が山積みになっているのですが、なんとなく昼間からこれに没頭する気にはなれないので、小屋の中に引きこもって一日を終えるということはありません。

大した儲けにはなりませんが、しかしお金を払って買ってくれる人がいることは、確かな自信に繋がります。

 

商品を梱包して郵便局に持っていったら、後は全て人任せです。

最近は一日の送料だけで一万円を上回ってしまうことがあるので、実は全然儲かっていないのかもしれません。(※怖くて計算出来ません。)

その日にやるべき仕事を終えてしまうと、その後は風呂小屋の建設に取り掛かることが多いのですが、しかし建材が無くて先に進めなかったり、またはやる気が起きなかったりということもあります。

そんな時は、ふと足元に落ちていた鳥の羽を見て、『散歩にでも行こうかな…』と予定をまるきり変更してしまうことがあります。

家を出てしばらくは、松の落葉が続きます。

 

しばらく歩くと、今度は車の轍を埋めてしまうくらいの、広葉樹の落ち葉が目立ち出します。

 

その後は用水路が出てきたり、川が流れていたり、

 

そしてサラスヴァティー(弁財天)が出てきたりするので、その時は心の中でそっと手を合わせます。

 

自然の多い散歩道は刻々とその表情を変えていくので、飽きてしまうということがありません。

今日は片方だけの靴を見つけたし、

 

切り倒された大木を見ました。

 

これは昔からなのですが、剣道で一本を取られたような小屋があったり、

 

かわいい看板を見つけたりすることもあります。

 

かわいいリスの啓蒙活動です。



今日の成果は、黄金色をした植物でした。

この植物の葉や茎はとても臭いようで、それにちなんだ酷い名前がつけられているのですが、この実は無臭なので安心です。

 

森を抜けると、とても牧歌的な風景が広がっていました。

 

今日の成果である木の実を玄関扉のリースに巻き付けると、なんだかとても充実した気分になりました。

明日こそは風呂小屋の建設を頑張ろうと思います。

 

[おまけ:今日のオススメ]

ちょっとしたドライブに出掛けた時に立ち寄った、セブンイレブンで見つけたアイスが美味しかったので紹介します。

普通のパルムも美味しいので大好きですが、これはちょっと高級ラインのパルムです。

200円くらいしましたが、その価値は十分にあったと思います。

古いお屋敷から出てきたデッドストックのステテコ?を履いています。

戯れに履いてみただけのつもりでしたが、寝間着として素晴らしいことが分かりました。

しかし最近は寒くなってきたので、このままではちょっと辛くなってきました。

 

これも同じお屋敷から出てきたものなのですが、とんでもなく暖かいので気に入っています。

当初腹巻きだと思って持ってきたのですが、どうもこれは着物の下に履く、毛糸のスカートなのだと思います。

日常的にスカートを履くことになるとは思いもしなかったので、本当に人生は分からないものだと思います。

 

おしまい。




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