パーティー前のナーバスとパーティー後の決意

昨日は新年会ということで、日付が変わるくらいまでお酒を飲んでいたので日記を書くことが出来ませんでした。

これを毎日のように繰り返すと、”酒に溺れた人”という烙印がおされてしまうのかもしれません。

今日の日記は、日付を遡り昨日のことを中心に書いていきます。





手土産をどうしようかと考えていたのですが、どうせならみんなで食べられる物にしようと思いました。

ワインを良く飲むと聞いていたので、それに合うであろうチーズと、そのチーズを乗せて食べるパンを買っていくことに決めました。

なぜかこの地域は、車で一時間圏内の場所だけでもとても沢山のパン屋があります。

僕は一時これらパン屋をめぐる旅をしていたので、少しだけ詳しくなっていました。

一番気に入っているドイツパンの店にはチーズ各種が揃っているので、そのお店を目指して車を走らせました。

人気のパン屋では、基本的に焼き立てを目当てにお客さんが訪れるので、その焼きあがる時間に合わせて買いに行かないと、直ぐに売れきれてしまいます。

これまでの経験からそんな傾向があると学んでいたので、昨日はご飯も食べずに起きたら直ぐにパンを手に入れるべく向かったのですが、時既に遅し、残念ながらバゲットやブールといった、プレーンのものは売り切れていました。

 

目当てのパン屋で見つけた巨大な松ぼっくり

少し前に読者さんから送っていただいた、朝鮮五葉松よりも更に大きかったので驚きました。

スケールの大きな松ぼっくり(朝鮮五葉松)|読者様からの贈り物

 

チーズをのせて食べることを考えると、何かが練り込まれているようなものは避けたほうが無難だと思ったので、第一希望のこのお店ではチーズだけを買うことにして、結局バタールを三軒目のパン屋で見つけ、買うことになりました。

 

[パン巡り蛇足]


ホームセンターに用事があったので寄ったのですが、そこでは耐火レンガとアングルだけでDIYしたパン窯が展示してありました。

パン屋巡りをすると、我が家でもパン窯を作ってパンを焼きたいという欲が湧き上がってくるので、この日もまじまじとこの窯を観察してしまいました。





DIY感溢れるパン窯(もしかしてピザ窯?)





内部の様子

材料さえ揃えば簡単に作れそうな気がしてきますが、その材料を購入する資金が僕には問題です。

※耐火レンガ一つ、230円くらいだった気がします。

 

 

約束の時間は18:00だったのですが、それまでの時間はずっとそわそわしていました。

パーティーを前にすると、興奮して昂る人がいると思うのですが、僕の場合は落ち着かず、次第にナーバスになっていき、終いには布団に入って眠ってしまいました。

起きたのは17:30を過ぎていたので、とんでもなく焦りました…。

寝てしまう前に用意しておいた、グリーンのコーデュロイパンツにシャンブレーシャツを着て、その上からブラックのニットを合わせました。

黒縁の伊達メガネを掛け、一見ダサ目のキャップを被ります。

足元にはヌバックの革靴を選びました。

もしかしたら先日の煙漏れで服が臭くなっているかもしれないと不安になったので、遠目からファブリーズをワンプッシュ、吹きかけました。

 

この時期の18:00はもう真っ暗です。

もしかしたら氷点下かもしれない寒空の下、少し先にぼぅと浮かぶ光を目指してトボトボと歩きました。

 

あまり写すことは出来ないのですが、テーブルの上にはワイングラスや大中小の取り皿が並べられ、如何にも準備万端といった雰囲気でした。

 

VERMONT CASTINGS(バーモントキャスティングス)社の薪ストーブ

暖炉や薪ストーブは、お金持ちの象徴のように思えてきますが、我が家のようにペラペラの薪ストーブもあるので、ここはお互いのためにも名前を変えてくれないかなと思っています。

 

始めはGI値やワイングラス(※備忘録:ZWIESEL(ツヴィーゼル)RIEDEL(リーデル))の話をしていたのですが、次第にお酒が進むと、僕も聞いたことがなかった日本のタブーやゴシップ話が始まり、「ほ~」とか「マジっすか…」「うへぇ~」といった相槌をしてしまうようなヤバい面白い話を色々と聞くことが出来ました。

控え目にいってもトップクラスの世界で生きてきたような人々の話は面白いと思ったし、これは意外だったのですが、逆に僕のように紆余曲折どころか逆走してしまったような者の馬鹿話にも喰いついてもらえたので、終わってみればとても楽しい時間が過ごせました。

持参したパンとチーズ、テーブルに置いてあった野菜スティックだけでも僕には十分だったのですが、正月のおせちにカンパチの昆布締めや牡蠣のグラタン、ジンジャーライスに締めにはその場で作ってくれたケーキを食べ、3種類のビールも飲んだし赤白ワインも飲み干し、最終的には食べすぎたから散歩をすることになり、真夜中にライトも点けずに深夜徘徊をしてしまいました。

 

良い経験をさせてもらえたので、僕も将来はこんなおもてなしが出来る立派な大人になりたいなと思いました。

※お金持ちになるという線は極薄なので、お金の掛からないパーティーということにはなると思いますが…。

 

また明日からは気持ちを引き締め、頑張っていこうと思います。



“パーティー前のナーバスとパーティー後の決意” への2件の返信

  1. 薪ストーブを検索していてたどり着きました。土地探しから、自力での小屋作成、オフグリット生活と
    興味深く読ませてもらってます。そこで質問なんですが、トイレはどうされているんですか?
    まだ全部を読んでいないので、既出でしたらすみません。その時は、どこを参照すればいいのか教えてください。

    1. トイレについては、ブログでは紹介していません。

      ※トイレについて知りたいのであれば、僕と似たような生活を送っている人たちのブログが参考になるかもしれませんね。

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