オーバーヒート寸前の脳みそ[最終日]

昨日は夕方に2時間も眠ってしまったというのに、夜も問題なく眠ることが出来ました。

元来寝付きが悪いはずなのですが、泥酔していたからか、直ぐに眠ってしまったのです。

もしかすると僕は、なかば酔い潰れていたのかもしれません。

 

いつものように花粉症による鼻詰まりで夜中に目を覚まし、点鼻薬をうって二度寝をし、そして夢をみました。

鼻の穴が一つになってしまうという大怪我をしてしまい、大量に流れ出る血を手で押さえながら、近くにいた人に『申し訳ありませんが、きゅ、救急車を…。』と(少し照れながら)お願いするという奇妙な夢をみたりして、そしてまた早朝のアラームで目を覚ましました。

 

今日も緋色は歯を剥いて吠え、ハーネスを嫌がりましたが、奇跡的に装着することが出来たので、久しぶりに長めの散歩が出来ました。

どうしてもハーネスを装着出来なかった昨日の緋色。

 

奇跡的にハーネスを装着出来たので、遠出が出来た今日の緋色。

散歩中はとても満足そうな顔をしているし、一切吠えることもありません。

マイペースな雄犬の橙。

 

 

帰宅してからようやくご飯を食べ、一息ついてから薪風呂に火を入れました。

風呂が沸くまでの間は、トヨコンロ(灯油コンロ)の給油がてら、分解清掃と芯の繰り出しをしました。

芯の繰り出しは、正直ちょっと面倒です。

灯油コンロに出会ってから、殆どカセットコンロを使わなくても済むようになりました。

経済的だし、使い終わったガス缶がたまっていくこともないので重宝しています。

 

芯の繰り出し方法について詳しく書こうかとも思いましたが、今どき灯油コンロを使っている人など殆どいないだろうと思うのでやめました。

アラジンストーブの芯は直ぐに使えなくなるので、その度に新しい芯に取り替えなくてはなりません。

その点トヨコンロの芯はとても長いので、このペースでいけば、10年は持ってくれそうです。

思い切って1cm以上繰り出しました。

トヨコンロについて:小屋暮らしの基本情報 (How we live in tiny house)|タイニーハウスピリオディカルズ

休憩中に読んでいた異国のイラスト集の中に、日本人を見つけました。

『うーん…』

確かにリアルではあるけど…。

 

一方、西洋人は優雅です。

 

ミステリアスなインド人。

 

インパクトの強い女性。

どこの国の人なのかも分かりませんでした。





今日もせっせと薪割りをしました。

これが最後の広葉樹です…。

最後の広葉樹をのせていたパレットも重みで曲がってしまったので、チェーンソーで刻んで薪にしようと思います。

 

今日の成果はこの棚に入れます。

 

入れました。

 

バラバラにされたパレットです。

 

小さく割れば、良い焚付となります。

 

【中断:18:30】


【再開:21:40】

 

思い返してみれば、とてもたくさんの職場で働いてきました。

そしてその数と同じだけの「最終日」を迎えて来ました。

いずれも最終日を迎える瞬間は、さぞ清々しい気持ちになるだろうと想像しながら来るその日を心待ちにすることが常でしたが、意外とスッキリと終われることの方が少なくて、しばらくは気持ちの切り替えが出来ないということも珍しくありませんでした。

兎にも角にも犬猫の世話はこれで終しまいです。

お酒でも飲んで次のことに集中しようと思います。

たった4日間のことでしたが、外に出て働くということは、本当にたくさんの刺激に晒されるものだと再確認しました。

実労働以外でも、事故現場に遭遇したり、犬に噛まれたり、車に跳ねられたと思われる猫の死体を見つけたり、ついさっきは田んぼの中にバンビを3頭も見ました。

外に出ると嫌な気持ちになることも多いのですが、良いことも確かに起こります。

なんだかんだいいながらも僕は社会の一員として、メンタルを曝け出し、たくさんの傷を負いながらも生きていかなくてはなりません。

今回の仕事は、労働時間に対しての疲労度が想像を遥かに超えていました。そして蓄積もしているようです。

たくさんのことを考えた頭の中は、まるでオーバーヒート寸前のエンジンのように熱を持ち、今にも機能が停止してしまいそうです。

数日は極力何も考えないようにして、のんびりとしなくてはならないようです。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA