仲良くなれたと思っていた犬に噛まれた[3日目]

犬には犬の都合があり、虫の居所が悪いということもあると思うけれど、もう何度も散歩に行ったり、一緒に寝たりしてきた犬に手を噛まれるというのは悲しい出来事です。

真っ黒の毛の犬は雌犬で、とても賢く、我慢強い性格です。

もう一匹の犬は牡犬ですが、散歩に行くまでの時間が空きすぎると、我慢できずに部屋の中でおもらししますが、彼女は辛抱強く我慢してしまうので、それがまた怖くもあります。

犬猫の世話でもっとも神経を使うのは、この犬の我慢強さにあると言っても過言ではありません。(※部屋の中でおもらししてくれた方が気楽なのです。)

 

毛の黒い犬は緋色(ひいろ)といいます。

緋色の首輪はちょっと緩いので、初めて散歩に連れ出したときにはすぽりと抜けてしまい、猛ダッシュで逃げていってしまったことがあります。

やらかしたと思って顔面蒼白になりましたが、偉いもので、自分の家に戻っていました。

この事件があったので、僕は師匠に頼み、ハーネスタイプのものを買ってもらいました。

その後は散歩のときだけこのハーネスを装着させるようになったのですが、なぜかここのところこのハーネスを見せるだけでとても嫌がるようになってしまったのです。

『これを付けないと散歩に行けないんだぞ。』

吠える緋色をなだめつつ、捕まえようと手を出したときに、軽くですが、手を噛まれてしまいました。

怒りや悲しみの感情が湧いてくるというよりは、驚きに近く、『えっ、、なんで…。』となりました。

甘噛というやつだったのか、血がにじんでくるようなこともなかったのですが、さて、これからどうしたものかと思案に暮れています…。

 

 

朝の仕事が終わった後は、図書館へ行くことにしました。

図書館はとても明るいので、犬猫の毛が付着した上着を脱いでから入りました。

我が家とは高度の差もありますが、室内は驚くほど暑かったです。

僕が入った時には学習室に4、5人の大人がいたのですが、僕が帰るときには、誰一人いませんでした。

学習室に僕一人というケースは非常にレアなので、『あー』などと無駄に伸びたりしてみました。

 

「ほっともっと」

今では大分板につきましたが、ほっかほっか亭(通称ほか弁)からこの名前に変わったときの違和感は凄かったです。(※ほも弁になるの?とか思っていた。)

 

僕が食べられるのは、通常の「のり弁」一択です。

昔は「カキフライ弁当」があったような記憶があるのですが、みあたりませんでした。(※「カキフライ弁当」があったのはオリジンだったのかもしれません。)

 

「死に」

 

サラダを頼もうとしたのですが品切れだというので、ポテトとタルタルソースを買いました。

ちなみにこの「のり弁」は大盛りです。

「ほっともっと」と店名が変更になった当時は、「ほか弁」の名前を使わせてあげなかった側と、使わせてもらえないから「ほも弁」にした側、どちらが善玉なのかと考えたりしていましたが、漫画や時代劇のように、「正義」「悪」とキッパリ分けられることの方が珍しいのかもしれません。

これは芸能事務所を変えたいと思っているタレントさんなどに対して、これまで使っていた芸名を使わせてあげないという、たまにあるトラブルと似ているような気がします。

ちなみに樹木希林は、「悠木千帆」という芸名をオークションで売った過去があるようです。

 

帰宅してから大盛りの弁当を食べたら、強烈に眠くなってしまいました。

連日の寝不足もあったので、夕方までぐっすりでした…。

 

【中断:19:10】





【再開:21:50】

 

相変わらず緋色はハーネスを嫌がったので、緩い首輪にリードをつけ、車の通らない近場を回るだけの散歩に留めました。

雨のなかの散歩は大変でしたが、昨日の事故現場の大きな血痕は綺麗に洗い流されました。

交通規制も解け、まるで昨日の事故などなかったかのようです。

 

僕は訳あって、夜もまた「ほも弁」に寄りました。

昼間は2人のおばちゃんが切り盛りしていましたが、夜はまた違うおばちゃんたちに加え、おじちゃんや青年など、総勢6人くらいでお弁当を作っていました。

お客さんには僕以外にも、おじいちゃん、地味な女の人、2人の幼子を連れた金髪の、とても若そうなお母さんがいました。

 

 

それにしても目が痒いです…。




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