昨日入手してきた神様たちを、今日は分解したり洗ったりしていました。
初めて買い取ってきたものたちなので、少しでも見栄えを良くしてやろうと気合が入っています。
※罰当たり注意
手近にあったこの御札?から洗っていこうと手に取ったのですが、右角の穴から何やら紙のようなものが覗いていました。
ネズミに齧られた痕かもしれません。
へそくり…?
本来開けられるようにはなっていないのですが、右下の穴にドライバーを入れ、バリバリと開いてみました。
中からはカッコよい御札が出て来ました。
ちょっと罰当たりな気もしましたが、良いものを見つけることが出来てラッキーでした。
汚かったトレーも、洗剤で洗うだけで綺麗になりました。
ちょっとした刻印ですが、昭和レトロといった雰囲気があり、気に入りました。(自分で使おうかな?)
仏壇のパーツのような、障子紙の貼られていた扉を洗ったところ、ボロボロとパーツが取れてしまいました。
驚いたことに、このパーツははめ込むだけで、接着剤のようなものは使われていませんでした。
凄い技術だと思います。
まだお昼過ぎでしたが、寒かったし、洗った木製品を乾かすためにも、薪ストーブを焚くことにしました。
薪ストーブを焚いたので、今日はもうどこへも行かないことがほぼ確定しました。
キセルはヤニで完全に詰まっていたので、湯煎することにしました。
10分くらいしたら取り出そうと思っていると、綱吉と目が合いました。
ちょうど良いので、綱吉に10分を計ってもらうことにしました。
綱吉「タイマースタート!」
綱吉「10分!」
なかなか頑固なヤニで、いくら細い棒をさしたり削ったりしても、空気が通ることはありませんでした。
どうみても安物のキセルだったので、もう壊れてもいいやとペンチを持ってきました。
雁首(がんくび)から羅宇(らう)を取り外そうとしたところ、案の定ボキッと折れてしまいました。
はじめからエタノールに浸けておけば良かったです…。
小さなお社の中も大分汚れていたので、掃除するには分解するしかありませんでした。
お社の中からは、菅原道真らしき人物が出てきました。
このようなギミックは、とても面白いと思います。
ちょっと赤っぽい木の台には、えごま油を塗っておきました。
巧みな技だなと思いつつ、外れてしまったパーツを頑張って元に戻しました。
最初は真っ白な和紙を貼ってみたのですが、明るすぎる雰囲気が気に入らなかったので、また苦労して剥がし、今度は手漉き紙を貼りました。
正直最初のままにしておけば良かったです…。
ここまでは殆どお遊びでしたが、その後は夕方まで、ボロボロになった江戸期の掛け軸のリペアをしていました。
ヘッドライトとピンセットを持ってきて、とても神経を使う作業です。
江戸期の掛け軸は他にも数本ありますが、どれも骨董市で買ってきたものなので、少しでも状態を良くして、仕入れ値以上で売りたいところです。
おまけ
昨日は長野県のスーパーまで行ってきました。
コメントで教わったビールがあったので、さっそく買ってみました。
「小麦のビール」と書かれています。
エビスビールと同じで、麦芽100%です。
通常のビールよりはフルーティーで、コクもありますが、よなよなエールよりは控えめで飲みやすい印象でした。※普通に美味しかったです。
小麦のビールは、白ビール/ホワイトビールとも呼ばれるそうです。
ホワイトビールといえば、移住前に飲んだことのある、「水曜日のネコ」を思い出しましたが、こちらはコリアンダーシードやオレンジピールが入っているので、ちょっと違うようでした。
何はともあれ、その時の気分に合わせてビールを選べるようになれたらいいなと思うので、新しいビールが飲めて良かったです。
同じお店に、「インドの青鬼」という苦味の強いビールが売られていたので、今度長野に行くときはこれを買おうと思っています。