身体の悲鳴に耳を傾けて選ぶ美味しいビールたち

家に帰ってきてからの楽しみが「お酒」だという人は多いと思います。

僕もサラリーマンだった頃は、毎日のようにお酒を飲みました。

お酒を飲むならしっかりと酔うまで飲みたいと思う質だったので、350mlのエビスビールを1本だけ買うくらいなら、クリアアサヒなどの新ジャンル(第三のビール)を2本買う感じでした。

移住してからはお金が無くなってしまったので、お酒をあまり飲めなくなったのですが、スーパーへ行った日だけは『1本だけ、、』といった感じで、最近はまた、たまにですが飲むようになりました。

やはりお酒を買った日はワクワクとするのですが、ここへ来て僕の身体に異変が起こりました。

それは、新ジャンル(第三のビール)などの安いお酒を飲むと頭痛が始まるようになってしまったのです。

なんとも嫌味な身体になってしまったと思うのですが、これは僕の身体からの、何かしらのメッセージだと思うので、少し心配にもなってきます。

 

たくさんお酒が飲みたいけれど、新ジャンル(第三のビール)では頭が痛くなってしまう。

では頭の痛くならないビールを買えば良いと思うけど、倍くらいの値段がするので少し辛い。

 

僕の身体が伝えたかったことは、もしかしたら「頭の痛くならないビールを1本飲むだけで満足出来るようになりなさい。」ということなのかもしれません。

そもそも、頭の痛くなるビールとそうでないものの違いが、僕にはよく分かっていなかったので調べてみました。

 

ビールの違いについて

細かいことをいうと他にもあるのですが、ざっくりいうと、「ビール」と呼べるものは、麦芽比率が50%以上でなくてはなりません。

この麦芽比率が50%未満なのが「発泡酒」なのだそうです。

では第三のビールとは何なのかというと、麦芽自体を使っていないものだそうで、そもそもビールと呼称してはいけません。「リキュール」とか「その他醸造酒」の括りになるようです。



おまけ

少しビールのことを勉強したので、それからはスーパーでビールを買うときは、原材料の欄をよく見るようになりました。

基本的に「麦芽」「ホップ」と書かれたものを買うようにしなくてはならないのですが、特に原材料欄を見なくても、値段で判別出来るだろうと思っていました。

しかし”値段の高いビール”の中にも、「麦芽」「ホップ」と書かれたもの以外に、「米」「コーン」「スターチ」などが入ったものもありました。

例えば、「スーパードライ」や「キリンラガービール」がそうでした。

 

 

頭の痛くなる理由が、「米」「コーン」「スターチ」にある可能性が出てきたので、試しに買ってみました。

結果、頭痛が始まることはありませんでしたが、濃い(苦い?)ビールが好きな僕には、ちょっと薄く感じてしまいました。

※写真にはありませんが、「スーパードライ」を飲んでみたときも同様で、少し薄いような気がしてしまいました。

 

どうやら僕が美味しいと思うビールは、「麦芽」「ホップ」とだけ書かれたものなのかもしれません。

例えば「エビスビール」や「プレミアムモルツ」は、「麦芽」「ホップ」とだけ書かれたビールなので、安心して買うことが出来ます。

 

この「神泡。」というキャッチコピーを見たからか、確かにプレミアムモルツの泡は「ツブツブ」とした感触があるような感じがして、飲んでいて心地よかったです。

 

「エビスビール」や「プレミアムモルツ」は確かに美味しいのですが、如何せん僕には高く感じられます…。

 

他にも原材料が「麦芽」「ホップ」だけのビールで、かつ「エビスビール」や「プレミアムモルツ」よりも安いものはないものかと探してみたところ、結構たくさん見つかりました。

 

これらのビールは、「エビスビール」や「プレミアムモルツ」よりも若干安いのですが、原材料は同じでした。※麦芽比率は違います。

飲んだ感じも悪くなかったので、ここらへんで手を打つべきなのかと思いましたが、わずか数十円の違いなら、「エビスビール」や「プレミアムモルツ」など、飲みたいビールを飲めば良いんじゃないかという気がしないでもありません。

 

人が『美味しい!』と感じるのは、舌だけで決まるものではありません。

嗅覚や聴覚や触覚、そして頭などをフル稼働して味わうものなので、”30円安いビールで妥協した”という事実は、往々にしてビールの美味しさを損なわせてしまうのです。

 

もう何でも良いやと思い始めた頃、ふらっと立ち寄った長野県のスーパーでは、僕の地元では手に入らない、珍しいビールがたくさん並んでいました。

 

「よなよなエール」は東京にいた頃によく飲みましたが、「TOKYOCRAFT」は初めてでした。

ともにエールビール(原料も製造工程も同じだけど「酵母」が違う)です。

 

この2つだったら、僕は断然「よなよなエール」が美味しかったです。

共にフルーティーで美味しいのですが、例えるなら、「よなよなエール」は果物の皮まで一緒に入れて醸したかのような、良い意味での「苦味」が強く感じられます。

久しぶりにエールビールを飲んだので美味しかったです。

エールビールは、ビールの味変で使うのも良さそうです。

 

実はここのところビールを飲めていないので、少しさみしくなってきました…。



“身体の悲鳴に耳を傾けて選ぶ美味しいビールたち” への6件の返信

    1. (安い)焼酎を飲みすぎて頭のおかしくなった人が近所に住んでいるせいで、最近は少し焼酎が苦手なんですよ…。

  1. 私の好きなビールは「銀河高原ビール」です。

    高いし、クセが強く、滅多に見かけませんが。
    ビール版の濁り酒という感じでしょうか。
    見かけたら、一度お試しを。

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