ご近所付き合いとは、時に煩わしさを伴います。
仲良くなったかと思えば、直ぐに仲違いを起こす隣人たちを何度も見てきたし、僕自身も、姿を見れば踵を返したくなるような人が周囲に何人か出来てしまっています。
そんななか、奇跡的に?良好な関係を保っている人たちとは、いつしか贈り物のラリーが続くようになってしまいました。
僕と別荘地で普通に暮らす人たちとの経済的格差は大きいので、そのラリーは往々にして僕のところで止まるのですが、しかし稀に僕が誰かから、例えば食べるのをやめているソーセージなどをもらった時は、そのラリーを返すことが出来るのでホッとします。
そして現在、僕の手元で止まっているボール(贈り物)は2つあります。
稲庭うどん
小川軒のレーズンウィッチ
ちなみに小川軒は、東京や神奈川に店舗がありますが、息子たちや親戚が後を継いだり、独立して営んでいるため、それぞれ微妙に製法が違うようです。
長男→代官山小川軒(入手困難)
次男→巴裡小川軒(目黒・新橋/入手困難)
三男→御茶ノ水小川軒(ザ・ガーデン自由が丘※高級スーパー/インターネットでも購入可能)※6月より値上げ(10個入り¥1468へ)
親戚→鎌倉小川軒(鎌倉に3店舗、藤沢市、戸塚区、千代田区、大田区に店舗あり/鎌倉小川軒のHPからも購入可能)
レーズンがぎっしりと詰まっていて美味しいです。
毎夕食後に食べるのが楽しみでした。
レーズンサンドといえば「六花亭のバターサンド」を思い浮かべる方も多いと思いますが、やはり元祖は小川軒(代官山)のようです。
当時高い評価を受けていた小川軒のレーズンウィッチを参考にして、バターサンドは生み出されたのだそうです。
おまけ:梅シロップの作り方
小川軒のレーズンウィッチや六花亭のバターサンドを買うことが出来ない僕は、木になっているビワや梅を食べています。
イチジクやビワの優しい甘みが好きです。
ビワの種には毒性があるので噛まないように気をつけましょう。
とってきた青梅はシロップ漬けにします。
作り方は簡単です。
ヘタを取って洗ってよく拭いた梅と同量の角砂糖、そしてお酢を少し入れて漬けるだけです。※毎日振って下さい。
梅は2kgあったので、角砂糖も2kg用意しました。
青梅と角砂糖を交互に入れます。
僕はお酢の代わりに、使い道がなくて困っていたワインビネガーを入れました。
[9日後]
角砂糖が全部溶けたら飲み頃です。
我が家には冷蔵庫がないので、梅シロップには火を入れ、煮沸消毒したビンに詰めて保存しました。
大事にしていたメイソンジャーが、お湯を入れたら割れてしまいました。
辛いです…。
出来上がった梅シロップは、水で薄めて飲みますが、他にも炭酸水で割ったり、焼酎で割って飲んでも美味しいです。