スーパーダンガンロンパ2における「究極の選択」
毎晩、寝入る前の数十分、時には1時間くらい、せっせとゲームを進めています。
「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」というPSPのゲームをやっているのですが、これがなかなか面白いです。
このゲームは、突出した才能を持つ高校生16人が、逃げ出すことの出来ない島の中で、生き残りを掛けて殺し合うというものです。
死体が発見されると開かれる裁判で、殺した犯人を見事突き止めことが出来ると、その犯人だけが処刑されますが、選択を誤ると、犯人以外の全員が処刑されてしまいます。その場合、見事裁判を逃げ切った犯人だけが、晴れて島から開放されるという酷いルールなのです。
高校生たちを管理しつつ、殺し合いをさせるように仕向ける、「モノクマ(※声優:大山のぶ代)」というキャラクターがいるのですが、可愛らしいビジュアルとは裏腹に最強なので、とても倒すことは出来ません。
一見可愛らしいキャラクターですが、、
やっていることは極悪です。
さて、このゲームの4章(超高校級のロボは時計仕掛けの夢を見るか?)では、珍しくステージが変わります。
「ドッキリハウス」と冠された建物の中に閉じ込められるのですが、なんとここでは食事が与えられません。
何も食べなければ、当然餓死してしまいます。
餓死を免れるためには、誰かを殺さなくてはならないのです。
主人公は、誰かを殺すくらいなら餓死したほうがマシだと言い放ちます。
今日のブログのタイトルにある「究極の選択」が、ここでようやく出てきました。
『誰かを殺して助かるか、殺さず餓死するか。』
結局主人公以外が殺人を犯すことになり、餓死を免れるのですが、さて、自分がこの境遇に陥ったとしたら、一体どうしていたでしょうか…?
※なんと中古が13円よりとなっています。
ハンターハンターにおける「究極の選択」
スーパーダンガンロンパ2の「究極の選択」に関連して、僕の好きなマンガのあるシーンを思い出しました。
これも「究極の選択」です。
これはハンター試験の中で出されたお題です。
この質問に対して、とあるモブキャラは答えました。
出題者の気持ちになって答えることが出来ましたが、しかしこのモブキャラは失格(死亡)します。
いよいよ主人公たちの番が回ってきます。
そしてまた違った究極の選択が出題されます。
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僕はここで本を閉じ、少し考えてみましたが、打算的なことばかりで、これぞといった答えを導き出すことが出来ませんでした。
・
まさにこんな感じです。
正解は「沈黙」だそうです。
ふーん…。
生きていくということは、常に選択の連続です。
しかし『究極の選択』といえる程の岐路に立つことは、そうそうありません。
無難に生きていれば尚更、『究極の選択』を強いられることなんてありませんが、しかしたくさんの選択を超えることが、もしかしたら個性の誕生に繋がったり、やりたいことが見つかったりして、その結果、自己主張の出来る大人になっていくのかもしれません。
正解のない問をいくつも答えていくことで、自分が見えてくるような気がしたという話でした。
ちなみに、「会社に殺されるかもしれない人生」か「小屋暮らし」かという2択は、『究極の選択』でもなんでもありません。(※僕にとっては)
おまけ
今日はなにかに使えそうだと思って保存しておいたマンガの画像を使うことが出来ましたが、未だに1枚だけ、どうしても使いどころの見つからないものがあるので、なんの脈絡もないのですが、ここで消化してしまおうと思います。
とても良い話なのですが、今だったら「犯罪だ!」「泥棒だ!」と大騒ぎする人が出てきそうです。
僕の中にも、書きたいけどインターネットではとても無理だというものが多々あるので、少し窮屈だと思うこともあるのですが、しかしインターネットは生きていく上で欠かすことの出来ない必需品にまで成長を遂げました。
インターネット社会に順応するということが、現代では最低限のマナーとなりつつあるような気がします。