人生初の経験を1日に2度経験した日|軽井沢の暗い看板の謎

[Diary:513]

昨日は軽井沢で開催された、古本の市場に行ってきました。

8時に会場入りしたかったので、山梨を朝の5時に出発することになりました。

4時45分に師匠の自宅に行くと約束したので、僕は目覚まし時計を3時45分にセットしました。(師匠の自宅まで約30分)

 

久しぶりに夜中の0時よりも早くにベッドに入ったし、寝付きも良く、前日はぐっすりと眠ることが出来ました。

 

次に僕が目を覚ましたのは、目覚まし時計のアラームが鳴ったからではありませんでした。

目覚まし時計のアラームの代わり鳴ったのは、携帯電話でした。

携帯電話で起こされた瞬間、直感的にですが、寝坊したことを悟りました。

案の定、時計は5時13分を指していました。

 

・すいません。今起きました。

・目覚まし時計のアラームが鳴りませんでした。

・今すぐ行きます。

 

笑っている師匠に対し、概ねこのようなことを言いました。

“目覚まし時計のアラームが鳴らなかった”というのは、言い訳にすらならないことは分かっています。

情けない気持ちで一杯ですが、まずはやるべきことをしっかりとこなそうと思います。

 

朝から結構な雨が降っていました。

軽井沢に行くことが決まってからは、毎日天気予報を見ていましたが、たくさん見ただけ晴れる確率が高まるなんてことはないので、今度からは直前にだけ見ようと思います。

 

軽井沢に到着する頃に雨は上がりました。

軽井沢に足を踏み入れるのは、高校の夏休み以来だったので楽しみです。

 

軽井沢は別荘地ということもあり、なにかと細かい条例があります。

その中の一つに看板に関するものがあるのですが、それは「お店の看板の彩度は4以下にしなくてはならない」というものです。

 

ちょっと分かり辛いかもしれませんが、ローソンの青色が若干暗くなっています。

通常、「たばこ」「ATM」のところは赤色が使われているので、ここの彩度はかなり下がっていることが分かります。

 

※この写真よりも、実際に見たほうが暗く感じると思います。

 

出光のアポロマークは、明らかに彩度が落ちていることが分かると思います。

 

マクドナルドの看板は真っ黒です。



 

(例のごとく市場の写真や商品の価格については書けないので、市場の様子は割愛します…。)

 

 

今回も師匠は、ちょっと笑ってしまうくらいの金額を売り上げていました。

前回同様、何故か今回も春画があったのですが、やはりここでもかなりの金額で売れていました…。

 

素晴らしいタンカ(チベット曼荼羅)が出品されたり、欲しかったこけしの山が想像以上に跳ね上がって落札出来なかったりと、今回も仕入れる為のお金がなさ過ぎると痛感させられました。

 

 

市場が終わった後、近くの神社など、少しだけ軽井沢を楽しみました。

大きなカールが特徴の後ろ姿。

 

『うん!』

 

土俵です。

 

なんと骨董市と書かれたのぼりが出ていたので見てきました。

 

廊下に並走して小部屋がいくつかと、奥には大部屋があるのですが、所狭しと骨董品が並べられていました。

高齢者向けのものが多いと感じましたが、それでも十分楽しむことが出来ました。

中には100万円の値札の付いた抹茶碗が入り口付近にあったりしてヒヤッとしたり、自分も持っているお皿を見つけては、販売価格を研究したりしていました。

 

パワースポット認定されているのか、この神社はずっと行列が途切れませんでした。

リンク:旧軽井沢 諏訪神社|slow-style.com

 

 

今日は人生で初めて絵画(リトグラフ)を落札しました。

作者不明(なんと読めば良いのかすら分からない…)ですが、とても欲しかったので、落札できて嬉しかったです。

 

実はリトグラフの他にも、ある書道家の作品が2つ抱き合わせになっていました。

一つは直ぐに作者がわかったのですが、この写真の落款の人がまだ分かっていません。

 

和本(小唄)ですが、昭和のものなので欲しい人を探すのは大変かもしれません。

 

[おまけ]

目覚まし時計が鳴らなかった原因は、「AM」「PM」の間違いでした…。

絵画を買ったのも人生初でしたが、起きたい時間に起きることが出来ず遅刻してしまったのも、もしかしたら人生初かもしれません。

(※怒られなくて良かったです…。)

 

おしまい。




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