ヒラメとカレイの見分け方|回転寿司におけるエンガワの闇

[Diary:555]

今日はこれから夕食に誘われているので、ブログは休むつもりだったのですが、考えてみれば昨日も休んだので、少しだけでも書いておくことにしました。

 

今日のお題は、「ヒラメ」と「カレイ」です。

僕がこの2種類の魚から連想するのは、「ヒラメ」は高級魚で、「カレイ」は庶民的な魚ということです。

そして「ヒラメ」といえば、お寿司屋さんのエンガワで、「カレイ」は、フライにしてバリバリと食べると美味しいというイメージです。

※煮付けも美味しいですね。

 

細かいことをいうと例外もあるようですが、ヒラメとカレイの見極めには、「左ヒラメに右カレイ」という言葉があります。

これは、魚を上からみたときに、目玉が右にあるか左にあるかで見分けがつくというものです。

この他にも、ヒラメとカレイは食べ物の違いから、口の大きさや歯の形状が異なるそうです。

ゴカイや小エビを食べるカレイに対し、ヒラメの捕食はアグレッシブで、小魚なども積極的に狙っていくのだそうです。

 

ちなみに、お寿司屋さんで提供される「エンガワ」とは、「ヒラメ」の背びれや尾びれを動かす筋肉部分で、一匹のヒラメから取れるエンガワは、僅か4貫分にしかならないそうです。

そのため「ヒラメ」のエンガワは、大トロなどの高級食材にも匹敵するくらいの値段が付けられることもあるのです。

しかし、多くの回転寿司では、一皿100円くらいで「エンガワ」が提供されています。実はこのエンガワは、「ヒラメ」ではなく、「カラス”ガレイ”」のものなのだそうです。

「カラス”ガレイ”」は「ヒラメ」の倍ほどの大きさがあり、取れるエンガワの量は、およそ7倍だそうです。

回転寿司でエンガワを安く提供できる秘密は分かりましたが、しかしヒラメのエンガワと、カレイのエンガワでは、似て非なるものだというのが定説です。(多分…。)

 

今日はなぜ「ヒラメ」「カレイ」の話をしたのかというと、実は招待されている夕食会の献立が、この「ヒラメ」を使った料理だというので、少しだけ下調べをしていたのです。

海に接していない山梨なので、刺し身が食べられるとは思いませんが、そもそもヒラメを食べるのは久しぶりなので楽しみです。

 

※アイキャッチに使った魚は、左に目があるので「ヒラメ」だと思います。

※英語圏では、ヒラメとカレイの分類が曖昧なのか、ともに「flatfish」と呼ばれているようです。要は平たい魚ですね。

 

おしまい。




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