夏至と梅雨

昨日から関東甲信越地方は梅雨入りしたと聞きました。

多少ジトジトしていましたが、雨の合間は空気が澄んでいるし、濡れたアスファルトはキラキラと輝いていました。

雨が降ったら読書をするという、晴耕雨読な人々と同じように、僕は雨が降ったら図書館へ行ってブログを書くことが多いです。

単純に外作業が出来ないからという理由だけではなく、ソーラーパネルによるパソコンへの充電が出来ないからという側面があります。

そんな訳もあり、今日は隣町の図書館で一日掛けてユーザー車検のまとめ記事を書いていました。

 

37枚の写真は見やすいようにリサイズしたり、分かり易いように加工を加えたりします。文中には沢山のリンクを埋め込んだり、グレーボックスで囲ったりもしました。

また商品紹介のリンクを作ったり、文字を大きくしたり色を変えたりと、約5000文字の中には様々なギミックを施しました。

 

我ながらよくやるなぁ…と思います。

 

この車検の記事は出来上がるまでに5時間は掛かっているので、僕が遅筆だとしても、やはり日常的にブログを書ける人というのはある程度時間的余裕のある人だと思います。

 

 

僕が考えるブロガー向きな人とは、例えば友だちの輪の中で浮いしまう人だったり、そもそも友だちの少ない人なのではないかと思います。

友だちの輪の中で浮かずに済むのなら、態々苦労してブログを書く必要はありません。気心のしれた友だちと話すことが出来れば、それほど鬱憤がたまることもないと思います。

そして気の合う友だちと過ごす時間は、ブログなんかを書いている時間よりもずっと楽しいに決まっています。

 

一見上手に社会に溶け込んでいるかに見えるような人の中には、実は無理をしているとか、蓋を開けてみたら社会生活に全然向いてない性格だったという人がいます。そんな人は鬱憤が溜まっているし、それを発散したいと無意識かもしれませんが、そう思っている筈です。

このドロドロと溜まったものこそが、例えばブログを書き続ける為のモチベーションだったりするのかもしれません。

今日の僕は少し疲れているので、そんなふうに思い込んでいるだけなのでしょうか。

 

ずっと先までアイキャッチ写真だけでも作っておいたり、書く内容も予め幾つか決めておけば効率は良いとは思います。

しかし僕がそれをしないのは、基本的に書きたい時に書きたいことを書かないのであればブログを書く意味がないと思っているからです。

苦労してブログを書いている以上、沢山の人に読んで欲しいとか、もっと広告収入が増えて欲しいと考えるのは常ですが、いってしまえばそんなことは二の次なのです。

図書館を出てからスーパーで買物をして、ホームセンターで建材を買って帰ったのですが、その時の時間は既に19時を回っていました。

それなのに辺りはまだ薄っすらと明るかったのだから、時間感覚は狂ってしまって、なんだか不思議な体験をしているようでした。

いつまでも明るくて、やっと真っ暗になったとしても、少し眠ったら直ぐに東の空は白んできます。

こんな奇跡のような季節のことをしっかりと実感したのは、きっと移住してきてからのことだと思います。

僕は今まで何を見て生きて来たのだろうかと、貴重な何かをボロボロと落としながら生きてきてしまったのではないかと恐ろしくなりました。

大分遅くなってしまったけど、少なくとも今は知ることが出来たのだから、それは本当に良かったのだと思っています。

 

おしまい。

 

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