［Diary:541］
『もう冬だ…。』『寒い！』というようなことを、今日は何度も思ったり口に出したりしました。
室内の温度計をみると、20℃を少し下回ったくらいだったのですが、体感的にはとても寒く感じました。
このまま極寒の冬を迎えるのは少し危険だと思うので、天井にタープくらいは張ろうと思います。
［１０／０２］
前日の台風による倒木があちこちで見つかりました。
いつも使っている道路が閉ざされていたり、小学校のグラウンドに植えられた桜の木は、フェンスを押しつぶして倒れていました。
そして師匠のギャラリーとアトリエのある別荘地でも、倒木の被害が出ていました。
僕の古道具の先輩でもある同世代の男性（以下Nさん or N先輩）は、前職が植木職人だったことで、師匠に庭の手入れを任されています。
この日も台風で倒れてしまった木々をなんとかしようと、他県からはるばる助けに来てくれました。
最近近所に巨大なホールが出来てしまったのですが、それまではここも木々に囲まれた、まさに隠れ家のような立地でした。
しかしこの”木々に囲まれた”生活というのは、倒木の恐怖が付きまとう生活でもあるのです。
倒れてしまった木の先端をトリミングして軽くした後は、杭を打って補強します。
※当然ですが、これをやったのはN先輩です。
流石はプロの技だと思います。
※木の切断面に木工用パテを塗るという技を学びました。
中庭に植わっていた桜は、根本からボキッと折れていました。
これはもうどうしようもないというので、今度また来る時に、僕がチェーンソーで処理しようと思います。
ついでにという感じで、今度は煙突の掃除をすることになりました。
（師匠に登らせる訳にはいかないので、）僕が頑張って屋根のところまでは登ったのですが、とても乗り移ることは出来ず、ここでもまた、先輩のNさんにお願いすることになってしまいました。
※僕は高所が若干苦手です。
僕が唯一ひとりで完遂した仕事は、師匠と一緒に見つけた猫の亡骸を埋めることでした。
僕はまだ猫が死ぬところを見たことがなかったので、受けたショックは地味に大きかったです。
※まだ子猫でした…。
師匠は、野生動物に襲われたのかもねと、ここ数年で結成された、野犬の群れの話をしてくれました。
残念なことに、この野犬の群れには、かつて別荘で飼われていた犬も多く混ざっているのだといいます…。
写真一枚目の折れた枝は、先輩のNさんが脚立で登り、枝にロープを巻いた後にノコギリである程度切り込みを入れ、その後に僕が下でロープを引っ張って（枝を）落としました。
この枝の処理も、庭で倒れた桜の処理と同じ日にやろうと思います。
N先輩にはまだこの後にも仕事があるそうで、倒木の処理が終わり次第（買ったばかりの新車に乗って）帰ってしまいました。
僕は殆ど遊びに来たようなものでしたが、それでも師匠は、昼ごはんを食べに行こうと誘ってくれました。
昼はイタリアンにしたのですが、、
ちなみにこのお店に飾ってあるオブジェの中には、師匠のお店から買ったものもあるそうです。
ピザかパスタかと思って張り切っていたのですが、生憎この日は定休日でした…。
前のところでも少し触れましたが、師匠のギャラリー近くに出現した巨大なホールには、レストランも併設されているというので、そちらに行ってみることにしました。
はっきりとしたことを知っている人はいないのですが、新しく出来たこのホールは怪しいとか、レストランでは肉を出さないことから、これは宗教施設なんじゃないかというような（低レベルの）噂が、ここにはある（建設中にあった？）ようです。
しかし肉食を絶っている僕にとっては、正にここは楽園の様なビュッフェでした。
どの料理も美味しかったのですが、とくに野菜はどれも新鮮であることが直ぐに分かりました。
他にも、例えばコーヒーに入れる砂糖やミルクに関しても一々こだわっていて、一人で行くにはちょっと（金銭的に）キツいのですが、とても良いお店を見つけることが出来たと思っています。
何かの勧誘があるわけでもないので、この施設が何らかの宗教施設だったとしても、僕はまたランチを食べに来ると思います。
僕がまだ魚も食べなかった頃（８年位前）は、新宿にあった菜食のお店に良く行きました。思い返してみると、確かにそこのお店もまた、台湾人が興した宗教施設の中にありました。
菜食（非肉食）＝宗教としてしまうのは、いささか短絡的かと思いますが、日本では菜食（非肉食）があまり認知されていないので、極力菜食（非肉食）のことには触れず、こっそりと続けるというスタンスが無難なのかもしれませんね。
［食後は…］
最近メダカが飼いたくなって来たので、師匠のギャラリーで水槽の代わりになるようなガラス製品を物色しました。
２点の候補が見つかりましたが、違うところにも候補があるので、熟考することにします。
おしまい。
