小屋暮らしを始めてから意識して止めたことの一つに、「ボックスティッシュ」があります。
代わりにトイレットペーパーをコーヒー豆の入っていた空き缶に入れ、上部に開けた穴からスルスルと引っ張り上げて使っていました。
少しでも倹約したいという気持ちや、ゴミを減らしたいという考えが根底にあったのだろうけど、金額的には大した差はないだろうし、ボックスティッシュの空き箱は、冬であれば薪ストーブで燃やせるし、夏であっても資源ごみとして無料で回収してもらえます。
それなのにこの習慣が3年以上も続いたのは、空き缶にトイレットペーパーでも特別不便と感じなかったからです。
しかし先日、薬局に行って花粉対策に目薬やマスクなどを買ったついでに、思わず5つ入りの「ボックスティッシュ」を買ってしまいました。
それは何故か?
質の悪いトイレットペーパーで鼻をかむには、僕の鼻が限界だったからです。
花粉に反応し、鼻水の製造が止まりません。いくらかんでも次から次へと新しい鼻水が作られていくのです。
僕はオフラインが常なので、花粉情報をチェックする習慣がなく分かりませんが、恐らく今年の花粉量は格段に多いのではないでしょうか?
僕の身体は明らかにこれまでの数年間とは違い、花粉に対して強烈に反応しています。
小屋の中にいればなんてことないのですが、仕事はなくとも水汲みやゴミ捨てがあるし、買い物にも行かなくてはならないし、図書館にだって行かなくてはブログを書くことだって出来ません。
こんな状況で目減りする食材をみていると、それはまるで兵糧攻めにあっているような、そんな突拍子もない妄想をしてしまう始末です。
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僕みたいに極端なローコスト生活を送る者でも、これだけ花粉症の症状が出てしまえば、点鼻薬や目薬、マスクにティッシュなどを買わされてしまいます。
お金がある人はこれに留まらず、耳鼻科に通ったり、花粉用メガネや空気清浄機などを買ったりと、幾らでも対策を講じることが出来ます。
日本規模で考えてみると、花粉シーズンというのはとんでもない経済効果を産み出すことが分かります。
そう思うと、花粉症に対する特効薬が開発された場合、この国の経済は損ねられるのでしょうか?
これは目先の利益を考えすぎだと思うし、花粉によるパフォーマンスの低下を考えれば、特効薬の出し惜しみは必ずしも賢いことではないのかもしれません。
日本の経済を考える中枢の人たちが全員花粉症であれば、もはや国民病といえる花粉症に対する姿勢も変わってくるでしょう。
僕は思っています。実は花粉症に対する特効薬を作ることは可能なのではないのか?もしくは、アレルギーをもたらす花粉の根絶だって、やろうと思えばとっくに出来ていたのではないだろうか?
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もし、これを読んでいる人の中で花粉症ではないという人がいたら、それだけでもかなりのアドバンテージだと思います。
頑張る気持ちのある人にとってこの時期は、花粉症のライバルたちとの差を広げる(縮める)絶好の機会かもしれません。
逆に花粉症で苦しんでいる人は、回りの花粉症ではない野心家な人をマークしましょう。
僕はそんな競争から身を引いた男なので、極力小屋を出ないで過ごす方法を模索したいと思っています。
・コインランドリー:400
・ジュース:100円【購入者:アメリカ人✕2】
【LED照明点灯時間:∞】