昨日は大雨に降られ、今朝は強風に吹かれました。
強風のお陰で今日も寝不足だし、誰かに追われたり何かをなくしたりするような嫌な夢まで見せられてしまいました。
満水になった500Lの雨水タンクからオーバーフローする雨水が勿体なかったというよりは、オーバーフローした雨水が小屋の基礎に使っているピンコロ(コンクリートで作られたサイコロ状のもの)回りを大きくえぐり、水溜りにを作っていることが不安でした。
大雨の中、傘をさしてプラスチック製のワイン樽を引きずって来て、オーバーフローの止まらない雨水タンクと繋げることにしました。
プラスチック製のワイン樽を貰った日の日記→5.屋根の飛ぶ人生
明くる日の様子。
200Lのワイン樽もすぐに一杯になってしまいました。
雨水タンクとワイン樽を繋ぐというアイディアは、急場凌ぎとしては悪くなかったと思いますが、風呂の水にでも使おうと思っていたワイン樽に入れた雨水は、重たくてとても風呂場まで運ぶことが出来ませんでした。
この場から動かせないワイン樽には、水を出すためのコックもついていません。
昔の自分なら、「さてどうしたものか…」と頭を抱えていたかもしれませんが、小屋暮らしという少し不便な生活をおくるようになったお陰で、僕は「サイフォンの原理」を学ぶことが出来ました。
人力で動かせる重量になるまで、ワイン樽内の水面の高さを意識しながらホースを使って、集めた雨水を取り出そうと思っています。
「おばあちゃんの知恵袋」という言葉があるように、一般的に年寄りは物知りだと言われています。
もしかしたらそれは、不便な生活を送ってきたからこその知恵なのかもしれません。
大雨の影響
昨日までに降った雨のせいで、コンクリート土間に入れる予定のワイヤーメッシュを錆びさせてしまいました。
見た瞬間は慌てましたが、インターネットで調べたところ、表面に薄っすらと浮かぶ程度の錆であれば問題ないということでした。
強風の影響
落ちてきた赤松の細長い枝
この枝自体は簡単に持ち上げることが出来る程度の重量しかありませんが、これが10~15m上空から降ってくると思うとゾッとします。
屋根の上に落ちなくて良かったです。
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午後からは強風も収まってきたので、「風呂トイレ小屋」関連のことを進めることが出来ました。
扉回りに使う予定の古材を洗ったり、TPの記事にするときに詳しく書きますが、「面木」というものを型枠に打ち付けたり、錆びたワイヤーメッシュを敷いたりしました。
洗い終わった古材
ワイヤーメッシュが足りないことに気がついた辺りで作業は止め、薪を割ったり風呂を沸かしたりすることにしました。
風呂場の煙突から漏れる煙に浮かぶ太陽光
今日は晴れたというのに気温が上がりませんでした。
それもそのはずで、もう明後日には「11月」です。
「10月」の印象は、雨ばかりで何も出来なかった、、です。
ありがたいことに、今週は雨が降らないという予報が出ていました。
霜が降りたり霜柱が立ったりする前に、さっさとコンクリートの打設を終えてしまわなくてはなりません。
かなり余裕をもって立てた計画だったのですが、気がつけばこんなにも追い込まれていました…。
柿の木の葉っぱも、寒さでうなだれていました。
山が秋らしく紅葉してきたかと思っていたら、今日はもう冬になってしまいそうな寒さでした。