切り替えパンチが見えた最後?の入浴

コンクリートを打設するために、始めてコンクリートミキサー車を手配したのが先週の水曜日なので、5日間くらい硬化を待っていたことになります。

余ったコンクリートで適当に作った長方形の塊は、昨日のうちに型枠を外し、進入路の入り口の窪みに埋めましたが、そこそこお金と労力を掛けた風呂トイレ小屋の土間の方は、焦ることなく様子をみていました。





 

いよいよ今日は、風呂トイレ小屋の型枠を取り外してみようと思います。

型枠が、流し込むコンクリートの重みに負けてしまわないように打ち込んだ杭を抜くと、型枠を外しにかかりました。

最近TPの方の更新が遅れがちですが、コンクリートの仕上がりについては、近いうちに写真付きでまとめるので、コンクリート打設に興味があるという稀有な方は、もうしばらくお待ち下さい。

 

 

新しいお風呂の焚口には、「耐火レンガ」を敷き詰めようと思っています。

小屋の中で使っている薪ストーブの下には、14個もの「耐火レンガ」を敷いていたので、古民家で竈の土台として使われていた、幅の広いコンクリートブロックと交換することにしました。

 

幅の広いコンクリートブロック

 

奪われた薪ストーブの「耐火レンガ」

 

 

風呂トイレ小屋の土間の上で、耐火レンガの組み方に頭を悩ませていました。

これはちょっと長期戦になるかもしれないと思ったので、先ずは風呂桶に水を入れ、火入れをしておこうと思いました。

 

 

写真のタンクにホースを差し込み、サイフォンの原理で雨水を取り出していましたが、ある程度タンク内の水が減って来たので、もっと早く水を移せるように、なんとか転がしながらタンクを作業台の上に横にして乗せました。

 

運びやすいように、いったん20Lのポリタンクに水を移しています。

 

 

 

花はつかないのですが、我が家に繁っている山桜のような表皮の広葉樹は、黄色くなった葉をせっせと落としています。

 

15:00の太陽は、とろけてしまいそうな眩さを放っていました。

 

こんな輝きをみていると、もう今日の仕事は止めてしまおうという気持ちにさせられます。

 

 

うちわで扇いで風呂を沸かしていると、ふとあることに気が付きました。

風呂場を新しく作るにあたり、やはり実際に風呂桶を設置してみなくては分からないことがあるし、風呂桶が入らないと進められないパートもあります。

つまり、もしかしたら現行の薪風呂に入れるチャンスは、今日で最後の可能性があるのです。

 

そんなことを考えながら、ちょっと熱めに沸かしてしまった湯船に浸かっていると、今日も危うく逆上せてしまいそうになりました。

湯船から出ようと立ち上がった瞬間、古い映画にみられる画面の端で発光する小さな丸印のようなものが、僕の視界にも現れました。

これは危ないと思ったので素っ裸のまま風呂場を出ると、既に辺りは真っ暗で、頭上には満点の星空が輝いていました。

あ、流れ星だ…と思ったら流れてなかったというような状況も、少し星を眺めている間に回復しました。

 

ちなみに、古い映画を観ているとたまに現れる右上の丸印は、「フィルムチェンジングマーク」とか、「切り替えパンチ」または「パンチ」と呼ばれます。

昔は一本の映画を上映する為には、何本ものフィルムが必要でした。これを二台の映写機を使って、タイミング良く切り替えていたのです。

この切替のタイミングを知らせる合図が、件の右上のフラッシュだったのです。

 

以上、古い映画雑学でした…。




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