燻製のススメ|イラスト図解:燻製器

子供の夏休み期間が始まると、僕の住む町には都会からの観光客が、大自然を満喫しようと一斉に訪れます。

大自然の味わい方は様々ですが、王道なのは登山や川遊び、釣り、キャンプや乗馬などでしょうか。

そして夜の楽しみといえばBBQです。

 

今日はこのBBQを更に一層素晴らしいものにする為の方法を紹介します。

そうです、タイトルにある通り、今日は「燻製」です。

 

燻製器の紹介

今回はこの「燻製器」を使います。

これは既製品ですが、仕組みは単純なので自作も可能だと思います。

 

一見蒸し器のような構造です。

 

イラスト図解

①:蒸気穴
②:燻製チップ
③:煙道

 

燻製チップの準備

燻製チップが残りわずかでした。

 

燻製チップを買いに行っても良かったのですが、今回は自宅にある木を使って、燻製チップを作ってみることにしました。

 

電動かんなの、木くずの排出口に袋を取り付けました。

 

かつお節のような木くずが大量に手に入りました。

 

あまりにも薄かったり細かったりすると、着火の危険が増すので注意が必要です。

僕の場合は、篩(ふるい)を使って、大きい木くずのみを使うようにしました。




当初熱源には「炭」を使っていたのですが、思ったよりも火力が上がらず、いつまで経っても燻製チップから煙が上がりませんでした。

 

火力不足から、結局熱源は「灯油コンロ」になったので、通常手軽な熱源としては、カセットコンロが良いと思います。

 

食材は?

・半熟卵をめんつゆに漬けたもの
・チーズ
・イカ

※燻製にしたら美味しい食材は、僕もまだ模索中です。

 

煙道の上にアルミホイルをしいて食材をのせたら、煙が上がってこなくなると思ったので、急遽半球体の網のようなものを入れました。

 

さきほど入れた半球体のせいで、食材が並べづらかったのですが、、

 

いよいよ燻製がスタートしました。

 

・(…10分)

・(…20分)

・(…30分)

 

待つこと30分。

なんとなく色が付きました。

 

[完成]

見た目はイマイチですが、燻製が完成しました。

燻製された食材たちは、表面がちょっと硬くなり、食欲をそそるような、とても良い香りがします。

チーズは溶けてしまいましたが、どれもとても美味しかったです。

 

 

[おまけ]

 

燻製チップの燃焼具合を確かめてみましょう。

 

バッチリでした。

完全に燃え尽きています。

 

雑感

燻製は、田舎暮らしの特権のように感じてしまう人もいるかもしれませんが、昔勤めていた会社の上司によると、キッチンの換気扇の下でやれば、煙の問題はクリア出来ると言っていました。

しかし燻製はかなりの煙が出るし、香りも強烈なので、僕がマンション住まいだったら、きっとベランダでやると思います。

もしこのとき、近所のベランダに洗濯物が干してあったら近隣トラブルに発展しそうですね…。

 

公園とか河原だったら良いのですかね…。

 

おしまい。



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