早期リタイア(FIRE)とスローライフのゲームからみる現代病|降雪時に飲む一流?ワイン

[Diary:585]

昨日今日と、ちょっと気になるニュースをみたので、まずはその紹介から書こうと思います。

まずは新発売のゲームの話題です。

スローライフADV『The Stillness of the Wind』発売日決定。Switch版は国内発売予定

“『The Stillness of the Wind』は、スローライフ・アドベンチャーゲームだ。プレイヤーは、年老いた女性であるTalmaとして生活する。都市に家族を持つ彼女は、人気のない農場にて穏やかな時を過ごしている。高齢である彼女には、“終わりの時”が近付きつつあるが、Talmaはシンプルな暮らし方を変える気はない。プレイヤーはTalmaとなり、そんな静かな余生を過ごすことになる。”

もし小屋暮らしを題材としたシュミレーション?ゲームが開発されるとしたら、ぜひプレイしてみたいと思っているし、可能であれば一枚噛みたいくらいの気持ちなのですが、この「The Stillness of the Wind」には、その片鱗を伺わせるものがあるように感じました。

 

次のニュースは、”一般人”による早期リタイアについてです。

“一般人”と書いたのは、これまでの早期リタイアといえば、若いうちに大きく稼ぎ出せる人に限られていたように思うからです。

40歳で引退!米国の若者の間で広がる「FIRE」運動 日本ではムリ?

“働かなくてもやっていけるギリギリのラインの貯蓄で引退し、一生涯、コンパクトに生活しようという、一種、ミニマリスト的な動きですが、これは日本にも広がってくるのでしょうか。”

「一生涯、コンパクトに生活する。」僕はこの言葉に恐怖を覚えました。

僕にも経験がありますが、忙しい日々で人間らしさを失いかけている人々にとっては、シンプルな生活への移行は、救済のように感じられるのではないかと思います。

小屋暮らしを始めた最初の数ヶ月、数年くらいまでは、僕も毎日が新鮮に感じられ、それこそ救済されたような気持ちになっていましたが、しかしそのうちにマンネリ化してきました。これを打開出来ないでいると、そのうちに息苦しさを感じることになると思います。

まだ若ければやり直しもききますが、ある程度年齢を重ねてしまうと、それも難しくなります。いつまでも代わり映えしない日々の中で暮らしていくことは、小さく死んでいくような怖さがあると思います。

 

この2つのニュースは、昨日、今日、目にしたものですが、共に言えることは、『現代人は疲れてる?』です。

 

ちなみに僕は、現在は非常にコンパクトな生活をしていますが、それは今の僕に釣り合っているだけのことで、収入が増えていくことがあれば、それに比例して生活レベルは上げていきたいと思っているし、やっぱりまた東京で暮らしたいとも思うし、好きな服を着たいし、挑戦したいし、死ぬまで誰かに必要とされるような人間でありたいと願っています。

僕も小屋暮らしに逃げたところがあるので、リタイアしたいという気持ちはとても良くわかるのですが、傷や疲れが癒えたらまた前向きになれると思うので、最低限の生活に甘んじることなく、せめて後悔のない人生を全う出来るように、挑戦することだけは諦めるべきでないと思っています。




1月31日~2月1日にかけて、遂に雪が積もりました。

 

1月31日の16:50。

写真ではあまり分かりませんが、ポツポツと雪が降ってきました。

 

雪が降った日は仕事をやめて、小屋で引き篭もるというのが僕のスタイルです。

水汲みと燃料の薪を用意したので、とっておきのワインを一本取り出してきました。

ラベルが無いのでコルクを抜くまでハッキリしなかったのですが、どうやら今回は白ワインのようです。

 

自宅の一階、二階にそれぞれ部屋をまるごと金庫にした部屋があるような、非常にわかりやすいお金持ちのお宅から出てきたワインですが、中にはラベルが剥がされたものがありました。

ラベルを剥がす時はどんなときかと考えたのですが、僕が出した答えは、「コレクションしたいとき」でした。

では「コレクションしたくなる」ワインのラベルとは一体どんなものなのでしょうか?

本当のところは分かりませんが、このラベルの剥がされたワインは、とっておきの一本だったのではないかと、僕は幸せな想像をしています。

 

ちょっと特徴のあるコルクです。

(※僕にはワインの知識がないので、もし分かる方がおりましたら、是非教えて下さい。)

肝心の味ですが、濃厚で、とても甘かったです。

ジュースみたいに飲みやすかったのでグイグイ飲んでしまったのですが、気がつくとベロンベロンに酔っ払っていました…。

 

結局昨日は、ワインがあったこともあり、ピザを4枚も食べてしまいました。

 

同日20:15分。

粒が大きいのか、積もり始めた雪はとてもピカピカと輝いていました。

 

翌日

この冬、初めてまともに雪が積もりました。

 

2月1日11:30分。

とても穴の空いたサンダル(クロックス)では歩けないほどの雪が積もりました。

 

植木鉢の頭も、まるでリーゼント(アイパー?)みたいです。

 

玄関先には、滑り防止と融雪促進の為に、薪ストーブの灰を撒きました。

 

雪の照り返しもあるので、ソーラーパネルは意外と好調でした。

 

「ボボボッ」という音と共に、木々に積もった雪が落ちてくるのでちょっとだけ危険です。

 

ソーラーパネルの裏の、バッテリーを入れている箱の蓋に積もった雪を落とそうと地面に(軽く)叩きつけたところ、欠けさせてしまいました…。地味に痛いです。

雪が溶けたら破片を探し、接着剤で補修しようと思っています。

 

新雪の上を(不必要に)歩いています。

 

作業スベースの上の屋根(タープ)がたわんでいました。

雪が積もったので、出来れば小屋で引き篭もっていたかったのですが、今日は週に一度しかないゴミ捨てと、卵を受け取りに行く日でした。

 

資源ゴミに至っては、月に一度しかないのでスルーしてしまうと大変です。

もうずっとスルーして来たので、使用済みの電池が溜まっています。

※大半は、ここ最近使用した電池です…。

 

前にも書いていますが、家の前の道路は、もっと山の上の方に住んでいる人が、出勤するためにトラックで「ガー」っとやってくれるので助かります。

 

雪かきについて:[自然][ジムニー]小屋暮らしと雪|ジムニー(JA12)四輪駆動への切替方法|雪が降った時のリアルな対応|タイニーハウスピリオディカルズ

去年の雪:まるで成長していない!?|雪かきと煙突掃除

大雪が降った話:[トラブル編]写真で見る小屋暮らし|タイニーハウスピリオディカルズ

 

今日はジムニーのホイールのダイヤルを「FREE→LOCK」に切り替え、4WDにしました。

 

4駆のジムニーでも、やっぱり雪道を走るのは怖いです。

 

途中までは頑張ってみたのですが、卵屋さんまでの道が雪で閉ざされていたので、回り道をしました。

 

いつもだったら一輪車で入っていく用水路の水汲み場も、今日は雪で覆われています。

 

どんなに雪が積もろうが、風呂だけは意地でも沸かします。

今日は特に建設的なことが出来ませんでしたが、(ソリ遊びもしたからか、)ちょっと疲れてしまいました…。

 

おしまい。




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