働く暇がない

仕事が始まって忙しくなった途端、いつでも出来たけど後回しにしてきたものたちのことが気になりだし、またTodoリストを書き始めています。

今日はアルバイトが休みだったのに、それでも早めに目を覚まし、細々とした家のことをやっていました。

小屋暮らしも長くなってきたので、身の回りの物に劣化が目立つようになってきました。

例えば水道の蛇口が固くなって異音がするので分解したり、黒ずんできたポリタンクのコックを漂白したり、なかなか掃除が行き届かず、目詰まりをしていた網戸を交換したりしました。

猫を4匹も飼っているので、抜け毛や鼻水の汚れだけでもなかなかです。

猫には草を食べさせ毛玉を吐かせてやる必要があるのですが、僕が小屋にいる時ならゲロの瞬間を察知し、上手くいけばゲロが地面に落ちる前に新聞紙で受け取ることが出来ます。

しかし僕が小屋にいない時にゲロを吐かれ、それが死角だった場合には、掃除が出来ない日数だけ、ゲロはそのまま放置されることになります。

本当は荷物の少ない生活をしたいのですが、どうしても大工工事や木工、それに畑仕事も少しはやるので、それらの道具だけでもかなりの荷物になります。

悪いことに僕は、古道具などの小物が好きなので、中には飾っておく以外に使い道のないものまで持ち込んでしまいます。

これは青年がフィギュアを部屋に飾る感覚と同じなのではないかと思っています。

傍から見たら無駄なものに違いないのですが、本人にとっては日々の暮らしを向上させるエネルギーの発生源なのです。

このような目に見えない、思い込みのような効果のことまで考えてしまうと、いったい賢い選択とはなにか分からなくなります。

 

物が増えるということは、それらの管理やメンテナンスなどの仕事が発生するということでもあります。

小屋の外にある風呂や竈、簡易焼却炉、雨樋に雨水タンク、ソーラーパネルに薪ストーブ。

どれもメンテナンスが欠かせません。

本来フルタイムの仕事などやっている暇はないのかもしれません。

 

 

シンクのタイルの目地が黄ばんできたので、今度は灰色の目地にしようとセメントみたいなものを上から塗りました。

これは100円ショップで、

「水を加えるだけ!防水セメント 500g」

と書かれたものを買ったのですが、固まった後もこすればこすっただけボロボロと崩れてしまって、結局下の黄ばんだ白い目地が幾つか顔を出しています。

もっとしっかりしたものを買ってメンテナンスすれば良かったと後悔しています。

その後は薪風呂のメンテナンス、、というか修理をしていたのですが、気がつくと日は暮れて、休日は終わっていました。

 

「夏と冬どちらが好き?」

これは難しい問題ですが、僕の夏はアルバイトの夏でもあるので、今のところは引きこもりがちになる冬が一歩リードしているような気がします。







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