和三盆で作られた落雁について|焙炉とはなんだ!?

連日の早起きのせいで、暇を持て余しています。

1日が24時間しかないなんて短すぎると思ってしまうような、そんな充実した日々に憧れることもありますが、やりたくもない仕事に忙殺されるくらいなら、暇を持て余している今の方がまだ幸せだと思います。

我が家の冷蔵庫(アンプラグド)には、和三盆で作られた落雁が入っています。

 

先ずは落雁の説明から。

落雁(らくがん)は、米などから作った澱粉質の粉に水飴や砂糖を混ぜて着色し、型に押して乾燥させた干菓子である。

 

子供の頃から、仏壇にお供えするお菓子という印象ですが、上のウィキペディアにはそのような記述がなかったので、もしかしたら一般的ではないのかもしれません。

少年時代同居していた祖母が、仏壇から落雁を引き上げるタイミングを首を長くして待った記憶があります。

石鹸くらいの大きさの落雁は、バリバリと食べるだけではなく、まるで舐めるようにして食べたりと、僕にとっては大事に食べたくなるようなお菓子でした。

落雁は食べやすくした砂糖というイメージですが、我が家の冷蔵庫に入っている、和三盆で作られた落雁は、当時食べていた落雁とはちょっと違いました。

まずは大きさですが、豆粒みたいに小さなものが沢山入っています。

食べた印象は、優しい口当たりの粉砂糖が押し固められたような感じです。

 

書き忘れていましたが、和三盆とは竹糖(ちくとう、たけとう)というサトウキビから作られた砂糖のことです。

僕はこれまで、サトウキビ、テンサイに続く、第3の砂糖の原料だと思っていました。

サトウキビは、主に沖縄県と奄美群島を中心に栽培されていますが、和三盆の原料である竹糖は、香川県や徳島県で作られるようです。

砂糖一つでも、詳しく調べていけば奥は深いものです。

 

ちなみに、落雁の作り方ですが、「米粉」「水飴」「砂糖」を加えて練り型にはめた後、「ホイロ」で乾燥させるとあります。

落雁 – wikipedia

 

上の文章を読んだ人の中には、「ホイロ」ってなんだろう?と思った方がいたのではないでしょうか?

焙炉(ほいろ)とは、対象物を下から弱く加熱して乾燥させつつ人が対象物に手作業を加えられるように工夫された一種の作業台である。碾茶や手揉み茶の製造、養蚕における繭の乾燥などに用いられる。
焙炉をGoogleの画像検索をして出てきたもの

 

冒頭から、和三盆や落雁のことを調べては書いたのは、やはり暇を持て余していたからなのかもしれません。

今日は庭の草刈りをやっていましたが、ちょうど疲れたくらいのタイミングでお隣さんが家の前を通ったので、一緒にいた犬(ワイアーフォックステリア)の話をしました。

しばらく話をしていたら、再度草刈りに戻る気がしなくなってしまいました。

 

今日の仕事は十分やったと思って時計を見たら、まだ14時でした。

幾つか調べ物がしたかったので、2時間くらい図書館へ行って、パソコン作業をやりました。

図書館からの帰りも、何処へもよらずにまっすぐ帰って来たので、今日はお金を一切使わないで済んだのかと思いましたが、しかしよく思い返してみると、インターネット上で結構な買い物をしていました。

ソーラーパネル関係の買い物や、前々から給料が入ったら買おうと思っていた、ちょっとした工具を買っていたのでした。

 

夏のアルバイトが終わってからというもの、一日だってお金を使わない日がないので、僕は今、明らかに財布の紐が緩んでいるはずです。

毎年同じ過ちを犯すのですが、僕が夏に稼いだお金は、工事費用と越冬資金に充てられるので、基本的にはお小遣いみたいに気ままに使ってはならないのです。







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