ココナッツがレモンになってお爺さんの親切心を誤解して…

今、僕の枕元には、“メタミステリー”などと謳う探偵小説が置かれています。

僕が最後に読んだ探偵小説は、もしかしたら「怪人二十面相」が最後かもしれないと思うくらい、好んで探偵や推理小説を読むことはなかったのですが、この小説だけは特別なのです。

この小説には不思議な魔法がかけられていると言われたら信じてしまうくらい、強烈な睡魔を呼び起こすことが出来るからです。

ほんの数ページも読めば、直ぐに意識が遠のいていくので、とても便利な本を手に入れたと密かに喜んでいたのですが、遂にこの小説も最終章に突入してしまいました。

念のため断っておきますが、単純につまらなかったり、自分の趣味と合わなかったりする小説とは違います。

その手の小説は読んでいて眠くなることはありません。

あるとすれば腹を立て、逆に眠気は飛ぶと思います。

 

僕が読んでいるこの“メタミステリー”は、とても奇抜な設定だし、言葉遣いも独特のユーモラスがあってちょっとオシャレ感もあるし、なんといっても毎晩の読む楽しみになっているのです。

それでも僕の頭が内容についていけなくて、数ページ、酷い日は数行で眠気が襲ってくるのだと思います。

難解で読み進めることが困難なのに、読みたいと思わせ続けるということは、もうこれは作者に対する絶対的な信頼か好意、憧れにも似た感情が僕にあるからなのかもしれません。

しかし毎晩うつらうつらとしながら読んでいるので、実は肝心なところが読めていないのではないかと心配しています。

とりあえず最終章を読み終えた時に僕はどう感じるのか、また人にお薦め出来る小説なのかどうか、判断してみようと思っています。

4月に、「セブンイレブンの罠?|観光客ずれのコンビニ」という日記を書きました。

この日記では、ジュースの値札が分かり辛くて損をしたという、なんとも小さなことで腹を立てたという内容なのですが、今日は同じようなことがファミリーマートでも起きてしまいました。

僕はセブンイレブンで悔しい思いをしているので、その分アドバンテージがあると思っています。

それなのにまた悔しい思いをさせられてしまいました。

そのトリック?とは…?

 

今日僕が買ったジュースはココナッツでした。

値段は100円くらいだったので、その回りに並んでいたどのジュースよりも安いという印象が残っています。

しかしレジでは140円くらいに変貌を遂げたので、「またやられた…!?」と内心では小パニックを起こしていたのですが、ここで数十円値段が違うと騒ぐのは僕のプライドが許さなかったし、僕はココナッツが飲みたかったということもあって、何も言いませんでした。

というよりも、小心者だから、、といった方が近いかもしれません…。

 

移住をしてからというもの、コンビニではきちんと値札を見るようになっていたので、まさかと思って支払いを終えたジュースをもって売り場に戻って確認してみると、確かに≒100円となっていたのですが、よくよく見てみるとその値札には「ソルティーレモン」と書かれていました。

ココナッツのところに“うっかり”「ソルティーレモン」の値札をつけていただけかと思って売り場全体を見回してみたところ、他にも商品名と商品が一致しないものが幾つもありました。

とても“うっかり”の多いお店だと思いました。

 

そんなことがあって悶々としながら車を運転していたところに、対向車からすれ違いざまにしつこいくらいパッシングをされてしまいました。

運転していたのは相当な高齢であろうことが伺えるお爺さんだったので、僕はそのお爺さんがおかしな行動をとっているだけだと失礼な先入観をもってしまいました。

後になって気がついたのですが、トンネルを通った時からヘッドライトが点けっぱなしになっていたので、このことを知らせようとしてくれていたのだと思います。

人はちょっとしたタイミングの違いで、マイナスに捉えてしまったり、誤解してしまったりするものだと勉強になりました。

 

[おまけ]

写真が一枚もなくて寂しかったので、先日使わなかった「スーパーカップ/抹茶味」です。







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