「衣食住」を確保したその先を生きよう

オープン前の掃除の時にはかけなかった伊達メガネに、外出着としても可能な服を着て、エプロンを腰に巻き、手ぬぐいは首に巻き付けました。

帽子も日光で色あせたワークキャップではなく、ほぼ新品のハットをかぶったのは、ゴールデンウィーク初日、今日から本格的にお客さん対応の仕事が始まるからです。

ゴールデンウィークともなれば、当然のように満室の日が続くので、忙しさもピークを迎えます。

この期間は、新人のWさんとマンツーマンで働くことになるのですが、僕はゴールデンウィークが終わったらこのアルバイトを辞めるつもりでいるので、心の中では申し訳なく思いつつ、せめて僕がいなくなってもWさんがやっていけるようにと、しっかりと仕事を覚えてもらえるように頑張りました。

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