森のテロルは若干22歳|子ども達に嘘のお別れを…。

数年前から懐かれているYちゃんや、僕と同じ名前の男の子、その他名前の知らない子どもたちが2、3人、僕の後を付いてまわり、彼らからは得体の知れないおもちゃを自慢されたり、捕まえたミクロのバッタを見せつけられたり、ターザンロープにぶら下がるまでの間、綱が動かないように押さえておいて欲しいと頼まれたりと、実務以外のところで疲れ果ててしまいました。

親御さんたちはなかなか見つからず、やっと出てきたかと思うと、昼間から手にはビールが握られていたなんてことも珍しくありません。

子どもたちの相手を代わってくれるものだと期待し、親御さんたちの方に目をやるのですが、彼らは一定の距離を保ち、顔をほころばせているばかりなのです。

子供を園内で遊ばせておく限りは、気持ち的にはここが託児所のように錯覚してしまうのかもしれません。

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