雨が降り続けると不安になります。
この不安の大部分を占めるのは、小屋の倒壊に関わることです。
実は雨水タンクのオーバーフローをほうっておくと、溢れ出した雨水がタンクを伝って小屋の基礎付近に水溜りを作ります。
涓滴岩を穿つ(けんてきいわをうがつ)という言葉があるように、そのうちに基礎に使っている沓石(くついし)の下に穴を開け、倒壊というのは大袈裟だとしても、少しくらい小屋が傾くこともあるのではないかと不安になるのです。
そんな小屋に住み続けて丸4年以上が経過するので、今回と同じような長雨は、もう数え切れないくらい経験しており、その度に似たようなことを考えてきましたが、一向に小屋は傾くことなく、“でん”としています。