コーヒー屋台の新しい可能性|”メキメキ”

[Diary:533]

いっときコーヒーにハマりましたが、気が付くと飲まなくなっていました。

最近また飲み始めたのですが、コーヒーを飲むと頭がシャキッとするような気がします。

そしてちょっとだけ、都会的な雰囲気に包まれるような気がするのですが、これは僕の人生の中の、どのような記憶に起因しているのでしょうか。

 

少しの期間だけですが、かつて僕は新宿のビル群の中で、銀行業に従事していたことがあります。

同僚の中には、小さな劇団と掛け持ちで働いていた女性がいて、彼女はいつも眠たくて死んでしまいそうな顔で、始業時間ギリギリに出社するのですが、必ず片手にコーヒーの紙コップを持っていました。

当時の僕にはコーヒーを飲むという習慣がなかったので、彼女は自分に無い大人の雰囲気をまとっているような気がしました。

退職してからは会うこともなくりましたが、もしかしたらコーヒーを飲む度に訪れる都会的なあの感覚は、そのときの数年のうちに蓄積した記憶が醸し出すのかもしれません。

 

今日は樹木希林が亡くなったというニュースを読んだり、我が家の雑木が最近メキメキと成長している様を目の当たりにしたりと、なんとなく生命について、とかくこれまでに蓄積した記憶だったり、また今後必ず訪れる終焉についてなど、考えてしまいました。

過去に起きたことは変えることが出来ませんが、自分の記憶だけは幾らでも改ざんできます。

これから起こることだって、どんなに稀有な巡り合わせがあったとしても、それでもたかがしれていると思います。

最後の瞬間も、僕はきっとジタバタせずに卒なくこなせるような気がしていますが、しかしそれではあまりも冷めているし、まるで虚しい人生だったかのような気分になってしまいそうです。

最後は怖がって、大泣きして、嫌だ嫌だと大騒ぎして死んでいくくらいの方が、人生を楽しみ尽くしたといえるのかもしれません。

 

“メキメキ”と成長するという表現がありますが、木が成長していく過程で入る表皮の亀裂をみていると、昔の人もこんな場面で、”メキメキ”という表現を生み出したのかもな、、と思いました。



だいぶ前に貰ったまま忘れていた、ドリップコーヒーのセットです。

毎朝6種類のコーヒーの中から選べるので、地味に幸せを感じています。

 

朝一は濃厚なコーヒーが飲みたいと思うので、今日は京都ブレンドにしました。

 

京都ブレンドのコーヒー豆は、ブラジルとラオス産だそうです。

挽き方は細挽きです。

 

これはいつも飲んでいる安いインスタントコーヒーです。

この会社は、ブラジル産のコーヒー豆を100%使っているということを、さも特典かの様に書いていると思います。

こんなふうに書かれると、ブラジル産のコーヒー豆というのは、きっと良いものに違いないと(僕は)思ってしまいます。

これは頭でも美味しいと思わせる為の工夫なのかもしれません。

 

マシュマロが溶けて、とてもクリーミーな泡が生まれました。

 

最終的には、殆ど泡みたいになりました。

 

冬に近所でお祭りがあるのですが、以前チャイやコーヒー屋を出店したことがあったので、またお誘いを受けました。

僕にはあまり儲けを出すことが出来なかったので、今年は辞退しようかと考えていましたが、このコーヒー+マシュマロという組み合わせだったら、(美味しかったので、)もしかしたらやれるかもしれません。

 

おしまい。




“コーヒー屋台の新しい可能性|”メキメキ”” への4件の返信

  1. お得情報 今 Qoo10というサイトで米30キロ送料込み7,199円があり
    頼んで食べると小粒ですがうまいです。 最安値だと思うのでお試しください。

  2. ふつうのひとはまずもって「声を掛けられる」ということがないため
    自力で稼ぐことへの糸口すら掴めません。

    どのような努力で、どのような幸運で、声がかかるようになったか知りませんが、そういうのは手放すと後悔すると思います。

    マシュマロはすごく良いと思います。
    テロさんは素敵な良いセンスをお持ちだと思います。
    発揮してください。

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