[Diary:505]
今日は一日、風呂小屋の建設作業をしていました。
その中で、ほぞやほぞ穴を作成するという場面がありました。
※ほぞとほぞ穴を組み合わせることで木材の接合をする、「ほぞ接ぎ」は、在来工法(ざいらいこうほう)や木造軸組構法(もくぞうじくぐみこうほう)と呼ばれる、柱や梁で支える工法のときに使われる技法です。
ほぞの作り方
木目に沿って切ることを、「縦引き」といいます。
ノコギリの左の刃(粗い)が縦引きで、右(細かい)が横引き用です。
縦切りが終わりました。
(※ちなみにもう汗だくです。)
横引きは、縦切りに比べればまだ楽です。
ぽろんと木片が落ちたら「ほぞ」の完成です。
炭の熾し方
キャンプ場などでは市販の着火剤を勧めそうですが、一年を通し、日常的に炭を熾す必要のある我が家では、お金をかけずに炭を熾すことが求められます。
消し壺で消火した炭を再利用
我が家では松ぼっくりを着火剤がわりに使い、炭を熾しています。
※冬場の炭熾しは、薪ストーブの中に入れるだけなので簡単です。
夏場は炭熾しから調理(魚を焼くくらい)まで、珪藻土の七輪一つでやってしまいます。
空気の取入口からうちわで空気を送るとよく燃えます。
ヒント:うちわで扇ぐと火花が飛び散るので、大事なものは遠くに避けておきましょう。
20分ほどで炭が熾きました。
網を置いて具材を焼きます。
今日は鮭です。
出来上がり。
今日の鮭は塩辛くてご飯が欲しくなりました。※夕飯だけは炭水化物(米やパン、麺類など)を抜いています。
この鮭はカムチャツカ地方のものだそうですが、他にもアラスカ産やオホーツク海などと書かれた鮭をよく買います。
しかしチリ産(養殖)のものは買いません。
買わない理由は、(インターネットの)何処かで、チリ産の鮭は危険だと見たことがあったからです。
全く裏の取れていない情報なのですが、なぜか僕は盲目に信じていました。
これはブラジル産の鶏肉(養殖)が危険だという話でも聞いたことがあるのですが、どうやら日本向けに加工した食品は、「現地の人たちは絶対に口にしない」のだそうです。
添加物だらけの餌が原因だとか、大量の薬を撒いているだとかいろいろと危険だとされるもっともらしい理由が書き連ねてありますが、「現地の人は絶対に口にしない」と書かれると、それまでに書かれていたことがあまり理解出来なかったとしても、雰囲気だけでなんとなくヤバイ感じがしてきます。
本当に危険なのは、添加物まみれの食品を食べてしまうことよりも、なんとなくコントロールされてしまう怠惰な自分にあるような気がしてきます。
自己防衛のためには、飛び交う情報をいちいち鵜呑みにせず、自分でも調べてみる癖をつけるべきだと分かっているのですが、いかんせん情報が多すぎて手が回りません。
いや、本当は興味のないことに労力を費やしたくないだけなのかもしれません。
おしまい。