一昨日の日記でいただいたコメントについて、ちょっと書いておいたほうが良いと思ったことがあります。
※コメントをいただいた方に、先ずはお礼を申し上げます。
匿名 より: ある程度自給自足できれば解決するのでしょうけど・・・
僕がサラリーマンを辞め、山梨に山林を買って小屋を建てた当時は、とにかくお金を使わない生活を志しました。
取り敢えずは家賃も光熱費も掛からない生活を手に入れましたが、車を所持していたし、住み始めてはいましたが、まだまだ小屋の建設が中途半端だったので、建設費も掛かりました。
そのため、移住して数ヶ月後にはアルバイトをはじめていました。
お金が無かったからです。
殆どインターネットも断った生活を1年くらい続けていたある日、乗っていた車が壊れたので廃車にしました。
車に掛るコストがなくなったこと、小屋の建設も最低限終わっていたことが重なり、このときは物価の安い国で暮らすよりもよっぽどローコストな生活が送れていたと思います。
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詳しくは上の記事に書いてあるのですが、サラリーマンを辞めたタイミングで始めた、外国人向けの雑貨屋(webのお店)の収入と、ブログからの収入だけでも、なんとかやっていけそうになったので、この時点で、ある意味移住当初の目的は達した言っても過言ではありませんでした。
コメントでもあったように、このタイミングで畑でも始めて自給率を上げていれば、もっと生活は楽になっていたと思います。
しかし関連記事でも書いてあるように、弛緩しきった生活には張りがなく、将来への期待や夢を見ることも出来なくなってしまいました。
やってみて分かったのですが、“涙が出るほど魅力のない生活”だったと思っています。
サラリーマン生活で摩耗していく日々においては、晴耕雨読のような生活は涅槃のように見えました。しかしこれは甘い罠であり、現実は違ったのです。
少なくとも僕は、自給自足とか晴耕雨読といった生活は、老後の楽しみに取っておこうと思います。
今は歳をとってから後悔しないためにも、失敗を恐れず、挑戦していきたいと思います。
何故なら、僕には欲しい物がたくさんあるし、贅沢もしたいし、旅行もしたいのです。
当然叶えたい夢もあるし、最先端の技術に触れたいし、ここぞという時には大きな投資もしたいです。
離見の見とまではいいませんが、離見、つまり客観視すれば、僕には土地と小屋があるのです。
何を怖がることがあるのかということです。
挑戦して派手に転んだとしても、また車なし生活から始めればいいだけなのです…。
500文字程度に留めたかったのですが、たくさん書いてしまいました。
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今日もアルバイトでした。
元ペンキ屋さんと一緒に、ペンキ塗りをしました。
非常に便利な道具を教わったので、また後日報告したいと思います。
おしまい。