定年退職まで頑張ろうと思える職場に巡り会えた人はラッキーだと思いますが、何らかの事情があって、日銭を得る為のアルバイトをしている人は、一体いつまでこの生活を続けなくてはならないのかと、暗澹とした気持ちになっていることだと思います。
真面目な人ほど、(責任のない)アルバイトだからといって手を抜くことが出来ず、必死に働いていると思います。
アルバイトでも本気で頑張っていれば、雇い主からの評判は良くなるだろうから、時給が上がったり、ちょっとした寸志をもらったり、職場環境が向上したりなどの変化があるかもしれません。
しかしそれは軽度の変化でしかありません。
ゆくゆくは社員として登用されたいと思っているなら別ですが、アルバイトをしている限り(時間や気力的余裕が持てず、)本当にやってみたいことに挑戦出来ないとすれば、その人はその場で足踏みをしているようなものです。
足踏みと書くと現状維持のように聞こえますが、歳を取ることを考えれば、これはジリ貧なのです。
「アルバイトを辞めたいと思っている」と僕がいったところ、ある人は、「絶対駄目でしょ!」といいました。
確かにアルバイトで稼ぐ収入は、僕の生活の生命線と言えるので、この人の「絶対駄目でしょ!」は、通常の感覚だと思います。
僕は小屋暮らしというスタイルを選び、非常に低いハードルを設定したつもりだったので、ブログの収入やネット上でやっている雑貨屋の収益だけでなんとか生活を回せないものかと考えたことがありますが、結局はアルバイトなくして生きていくことは出来ませんでした。
夢見がちな僕でも、丸3年以上頑張っても芽が出なかった現実の前には、やり方や方向性の抜本的変更を考えるようになります。
『頑張っていればいつか必ず…』というのは、『宝くじを買い続けていればいつか必ず億万長者』と言っているようなもので、100%の力で否定こそ出来ないけれど、よっぽどの才能(強運)でもない限り、ある程度のところで見切りをつけて、方向転換をするのも悪くない筈です。
Prime Readingで乱読していたときに見つけたのですが、ハイパーノマドなどと呼ばれている高城剛は、年間に10万字ほど書くと驚かれていました。
僕はこれを見た時、自分は年間にどのくらい書くのだろうかと、ざっと計算してみました。
タイニーハウスピリオディカルズの記事を加算するまでもなく、この森のテロルの日記だけで、優に50万字は書いている計算になりました。
当初毎日更新の日記を始めれば、僕にも文章力が身につくのではないかと思ったものですが、闇雲にバットを振り続けたって世界を代表するバッターにはなれないのと同じで、精度や質にこだわるなど、何かしら意識して書くことが大事なのだと思います。
何時間費やしたのか、怖いので計算はしていませんが、僕はとても遅筆なので、こんな雑記であっても、毎日1時間半から2時間は日記制作に費やしています。
一度、誤字脱字が少ないと褒めていただいたことがありますが、それはそれだけ読み直しをしているからであって、つまりブログには時間が掛るということなのです。
言い訳染みたことを書き連ねてしまいましたが、要はいい加減アルバイトを辞めたいということが言いたかったのです。
僕は移住してきて5度目の夏を迎えようとしていますが、毎夏アルバイトをしてきたので、まだ一度もまともに夏をエンジョイしたことがありません。
一体何をしにこんな田舎まで来たのかと自己嫌悪に陥りそうなので、ここは一度退路を断ち、ちょと本気で雇われ仕事からの脱却を図ってみたいのです。
目標は、ゴールデンウィークで仕事納めにして、(雇われ仕事ではない)新しい仕事に挑戦してみようかと考えています。
当初この日記は、“毎日更新の日記もアルバイトも止める”という内容になる予定だったのですが、やはり僕は好き勝手に書けるこの場所が大切だと書いていて気が付きました。
絵を描く、料理を作る、音楽を聴く、本を読む、映画を観る、瞑想をするなど、人はトランス状態になっていられる時間が必要だと思います。
そして僕にはこんな日記ブログですが、“文章を書く”というこの行為こそが、“トランス状態”に入る為の鍵なのだと気が付きました。
そろそろこのとっちらかった日記をまとめますが、とりあえず1500文字を目安に書いてきたこの日記ブログは、今後500文字程度、もしくは30分くらいで書き終えることが出来るボリュームにとどめ、空いた時間は、新しい挑戦(お金稼ぎ)に使おうと思います。
p.s.
古道具屋さんの助手や、ご近所さん(ジュエリーデザイナー)のお手伝いなどを優先していたら、職場に居づらくなってきました。
大人の対応を心掛け、円満にアルバイトを終えることが出来たらと思っています。
長々とすみませんでした。
おしまい…。
おまけ
今日のお昼
EGG65(写真はいまいちですが、とても美味しいです)
コーヒーを忘れたのでお湯
キッチンハイターで消毒
居室の掃除中、シャワー室や押入れにこもって目を閉じ、(※それぞれ15秒くらいずつ、)気持ちを鎮めたりしていました。
忙しくて買い物に行けなかったので、仕事帰りに長野のスーパーへ。
気力的余裕が持てず、本当にやってみたいことに挑戦出来ない。
自分もずっとこの状態が続いており、凄く胸に刺さりました。
毎回楽しみに拝読させて頂いてます。
生き方や価値観が近く感じられて。
始める時も辞める時も、エネルギーをとても使いますよね。
良い未来へと拓ける事を切に願います。
一読者ですが応援しております◎
衣食住を確保する為に働くというのは、とても疲れますよね。
挑戦してみたいけどうまくいくかどうか分からなかったり、稼げない分野だったりすれば、それは二の足を踏んで当然だと思います。
>良い未来へと拓ける事を切に願います。
ありがとうござます。
切り開きましょう!お互いに。
ある程度自給自足できれば解決するのでしょうけど・・・
最低限の食を確保するという意味では、確かに自給自足的志向は良いのかもしれませんね…。