4月に入ってから、アイキャッチに挿入する「Diary:○○」という数字が、奇妙なことに日付と一致するようになりました。
例:4月11日更新の日記の場合→「Diary:411」
申し合わせたようなこの合致が地味に心地良かったのですが、昨日はどうしても日記の更新が出来なかった為、この偶然は終了してしまいました。
僕がどこかで2回更新をしない限り、もう二度とこのような偶然は起こらないような気がします。
そこで、昨日はちょうど盛りだくさんの一日だったので、早速ですが、この日記は前編・後編と二つに分けることにします。
※ゆとりのある方は、どうぞ僕の自己満足にお付き合い下さい。
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4月12日
古道具屋さんの助手として、今日も例のお屋敷に行ったのですが、またまた師匠は遅刻してきました。
次も遅れるかもしれないという宣言までされたので、僕がこのペースに慣れる必要があるようです。
師匠が来るまでの間、満開だった桜が風に吹かれ、散っていく様をぼーっと眺めていました。
今日は本棚や椅子などの大物を運んだので、直ぐに師匠の車の荷台は一杯になりました。
古い本棚を欲しがるお客さんは、お店のショーケースに使う場合が多いそうです。
そのため、ガラスは透明の方が喜ばれること、奥行きは浅い方が人気があるなど、今日も色々と教わりました。
また、買い取った古道具や古書、骨董などを売るためには、骨董市、蚤の市以外にも、古物商の許可を得た人だけが入場できる市場があるなど、実践的なことも詳しく教わりました。
僕には古物商の免許もないし、荷物を運ぶための車、古物を買い取る為の資金もありません。
しかし一日も早くアルバイトを辞めたいので、細々とインターネットで売るとか、外国に販路を広げるなど、先ずはやれる範囲で頑張ってみようと思います。
東京オリンピックの記念切手が出てきました。
素人である僕にはお宝に見えましたが、どうもこの切手に価値は無いようです。
アポロ11号が月面に着陸した時の新聞が出てきました。
今度こそお宝かと思いましたが、切手同様、これにも大した価値はないようです。
やはり部数がたくさん出ているものには、価値はそれほど付かないのかもしれません。
しかしこの新聞を読めば、当時の報道のされ方やその熱量、空気感などが伝わってくるので、僕にはちょっと面白かったです。
車が一杯になれば今日の仕事は終わりなので、持参した弁当は家で食べることになりました。
今日も細々としたものをいただきました。
カゴと物干し、研磨剤、ワックス
マイナス頭の真鍮ネジやドアの取っ手など、細々としたもの。
古材を使ったDIYをする時に、是非とも使いたいです。
ネジなどが入っていた箱ですが、どちらも一流のお店のものでした。
こんな空箱でも古いものには価値があるのだろうかと考え出すと、何も捨てることが出来なくなりそうです。
古道具やアンティークを扱うお店には憧れますが、その前にゴミ屋敷になってしまわないように気をつけようと思います。
師匠はいらないといいますが、ここまで立派な座布団は、きっと笑点でうまいことを言わないかぎり貰えないと思います。
たくさんある中の一枚だけですが、もらってきました。
座布団カバーを作ったら、僕が普段使いする予定です。
今日はこの後歯医者の予約が入っています。
歯医者の後は、ご近所さんのお宅で夕食をご馳走になる予定です。
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