煙突の画期的?なタール取り|ナンバーワンみかん「はるみ」

前々から気になっていた、畑ばかりのところにポツンとあるプレハブ。

プレハブの窓ガラスには「農家のお店」と書いてあって、野菜なんかを安く販売する旨の言葉があちこちにデカデカと貼られていました。

今日は珍しく店の前にお客さんのものと思われる車が4、5台駐車していたので、ちょっと入ってみようかなという気持ちになりました。

店の中だけど砂利敷の細長い店舗の中には、収穫コンテナが前後にずらっと10個くらいずつ並べられ、その中にはみかんやら大根、レトルト食品、漬物などが脈絡なく並んでいました。

※収穫コンテナのイメージ

 

よく見ると店の壁に面したところにも収穫コンテナが置かれていて、やはりパック詰めの食品やインスタント食品が並べられていましたが、その上には巨大な魚の魚拓や格言のようなものまで貼られていました。

客の一人なのかお店の人なのかわからないおじさんは、店の奥に設置された、ドラム缶のような手作り感のある薪ストーブの炎にあたっています。

入店してから商品を見て回る間、このおじさんは身じろぎもせず僕のことを一点に見つめ、いつまでも視線を外しませんでした。

店の雰囲気と好奇の視線が相まって、ここはインドみたいだなと思いました。

ぐるっと一周回ったところで、小柄で帽子をかぶったお爺さんが、「はい」と半分に割られたみかんを差し出してきました。

よく見るとその場に居合わせたお客さん5人の手にも同様にみかんが乗っていて、皆みかんを食べながら商品を物色しているのでした。

価格競争の激しいスーパーに慣れているからか、お世辞にも安いとは思えない価格帯であること、糖質制限ダイエット中だということもあり、あまり買いたいと思えるものが見つからなかったのですが、試食でもらったみかんがとんでもなく美味しかったので、これを買って店を出ることにしました。

550円也。

 

ちなみに、目当ての青物野菜は見当たらず、薪ストーブの横に座っていたおじさんはただのお客さんでした。

 

僕が買ったみかんは、「はるみ」という品種で、今調べたところによると、「市場にはほとんど出回らない貴重な柑橘」とのことです。

参考:はるみ – のま果樹園

通常の温州みかんよりも一回り大きいのですが、温州みかんのように薄皮ごと食べられ種もありません。

酸味のない非常に優しい口当たりで、いくらでも食べてしまいそうになります。

僕の中では、もっとも好きなみかんとなりました。

そして、お世辞にも安いとはいえないと書いてしまいましたが、少なくとも「はるみ」に関していえば、破格の安さだったことが分かりました。

誰かへのお土産に良さそうなので、また買いに行きたいと思っています。




 

偶然発見した煙突のタール取り

煙突から煙が漏れ出した為に、先日の小屋の中はさながら映画館でした。

 

開けて本日、煙突を下ろすとタール汚れがびっしりと付着していて、思わず「うわぁ…。」となりました。

この煙突に付着したタールは、洗剤や灯油を使ってもびくともしないので、シーズンの終わりにでも、ヤスリで磨こうかと思っていました。

しかしヤスリで磨くとなれば、鏡のような光沢のあるステンレス煙突が傷だらけになり、鈍い白色になってしまうのだろうなと不安に思っていました。

 

まだ半乾きのタールだけでも拭き取れないだろうかと手近にあったウエスで拭いたところ、あれほど頑固だったタール汚れを嘘のように拭い取ることが出来ました。

何が起こったのか考えてみたところ、どうやら煙突掃除をする直前までやっていたお風呂のタイル貼りにヒントが隠されているようです。

どうやらタイル貼りで使った、セメントまみれのウエスが良かったようなのです。

セメントの強アルカリ性が、うまいこと煙突のタールと反応したのだと思います。

 

嘘みたいにきれいになりました。

 

Before afterをお見せ出来れば良かったのですが、Before写真を撮っていなかったので、代わりに「煙突と飛行機雲」と題したこの写真を乗せておきます。

 

[おまけ]

10匹~15匹くらいの、中規模の猿の群れがやって来ました。

人間とは一定の距離を保ち、木や屋根に登ったり、枯木の表皮を噛みちぎったり、仲間同士毛づくろいをしたりと、今日は長い時間我が家の周りで遊んでいきました。



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