蟻地獄に落ちた…|ナッターが欲しかった一日

僕が初めて買った車は、車体価格12万円の三菱の軽バンでした。

買ってから1年半くらいの間に、タイヤを交換したり、エンジンを載せ替えたり、ATFが漏れてきたのでシールを取り替えたりして来てきたので、とてもお金が掛かりました。

この先10年は乗るつもりで投資していたのですが、この後直ぐにミッションが壊れてしまいました。

修理をするとしたら、中古のミッションが見つかったとしても工賃含め20万円近く掛かってしまいます。

これまでにもかなりのお金を使ってきたので、ここで廃車にしてしまったらこれまでの投資が無駄になると思い、なかなか決断が出来ませんでした。

12万円のジムニーJA12を購入|山暮らしの車遍歴|タイニーハウスピリオディカルズ

この記事の中でもう少し詳しく書いてます。

株やFXなどでいえば、散々テコ入れをしてきた銘柄や通貨の損切りをするようなものなのかもしれません。

このような状況を、“蟻地獄に落ちた”と形容しますが、今の僕もまさに、気持ちの上では同じようなものなのかもしれません。





 

ある工具「A」があれば、自分の理想とするものが作れると分かっているのに、「A」を買うためのお金をケチって妥協してしまったら、きっと後悔するだろう。

仮に妥協した作品を誰かに見せたとして、もしその人が工具「A」の存在を知っていた場合、「こういう場合は「A」を使うと良いよ」とアドバイスされるかもしれません。こういうアドバイスはとても辛いものなので、きっと僕は、「本当は「A」という工具があればもっとうまく出来るのだけどね…」と、誰かに見せる前には毎回付け足したくなると思います。

全く面倒だし、これは悩みの種と呼ばれるものに違いありません。

 

ではどうすれば良いのかといえば、思い切って工具「A」を購入するか、妥協するか、もしくは代替案を模索するしかありません。

既に“蟻地獄”に片足を突っ込んでいる自覚はありますが、今日も“お金の掛からない趣味”の為に、ホームセンターまで行ってきました。

[買ってきたもの]

タイプ1

タイプ2

 

一般的ではない工具のことだったので、ちょっと回りくどく書いてしまいましたが、僕が欲しかった工具とは、「ハンドナッター」のことです。

TRUSCO ハンドナッターの商品説明欄より一部引用

"●タップ立ての無理な薄板や裏側に手の入らない箇所でもワンタッチで強力にナットをかしめることができます。●母材に傷が付かず確実に取り付けできます。"

最近は度重なる出費で先行きが不安になってきました。なんとかハンドナッターを買うことなく、手持ちの工具と僅かな出費だけでブラインドナットを取り付けたいところです。

インターネットに繋げば、同じように試行錯誤してきた人々の奮闘記が見つかるので、僕もそんな先輩方を参考にして頑張ろうと思いました。

 

缶に開けた穴は1.5倍くらいに広がってしまったし、ボトルキャップの山は潰れたし、買ってきたボルトは曲がるしナットはなめるし、800円もしたエビナットも、2つも無駄にしてしまいました…。

 

観念した僕は、ナッターの購入を決断しました…。

 

安い方のナッター

M4~M6まで対応

※これを買いました。

 

こちらのナッターなら、M3~M10まで対応しています。

お金があればこちらが欲しかったです…。

 

 

このままでは僕はただのダメ人間なので、少しは有益かもしれないことを書いておきます。

 

粒の粗い塩を潰しています。

※食用ではありません。

効率が悪かったので、すり鉢を使うことにしました。

一目瞭然ですが、下が細かく砕いた塩です。

※この塩の使い道については、近いうちにTPで公開したいと思っています。

 

 

いらなくなったステンレス製のふきん干しです

そのまま捨ててしまってはもったいないので、使えそうなところを切り出そうと思います。

外枠は一回り太いので、大きなボルトカッターを使います。

これらは我が家のジャンクボックスにしまっておこうと思います。



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