[2018年”薪”始め]譲渡会の会場が見つからない|鋳物製の薪ストーブを見ていて思ったこと

我が家のペラペラの薪ストーブは、1万5千円ほどで買うことが出来ますが、かたや近所の別荘などで使われている鋳物製の薪ストーブは50万円くらいするものも珍しくなく、屋根を貫通して突き出ている二重の煙突を含めると、およそ100万円くらいは掛かると聞いたことがあります。

部屋の中の温度だけを比べれば、タイニーハウスであるだけ我が家に分があると思っていたし、中に耐火レンガを入れるなど手を加え耐用年数も伸ばすことが出来たと思っているので、特別鋳物製の薪ストーブに変えたいと思ったことはありませんでした。

[ペラペラの薪ストーブの耐用年数を伸ばす方法]

[薪ストーブ]ストーブを長持ちさせる方法|3シーズン目の薪ストーブをメンテナンス|タイニーハウスピリオディカルズ





しかし、最近見たログハウスの薪ストーブ(鋳物製)は、何といっても燃費が違いました。

太めの薪を一本入れるだけで優に1時間は燃え続けていたのです。

我が家の薪ストーブの場合は、(少し細めの薪だとしても)下手をすれば15分に一度は薪を投入している気がします。

鋳物製の薪ストーブは寝る前に入れた薪が翌朝になっても残っているといいますが、我が家の場合は2時間もすれば熾火すら無くなってしまいます。

 

“貧乏暇なし”とはよく言ったもので、1万5千円の薪ストーブを使っている我が家の場合は、人一倍薪を集めを頑張らなくてはならないのです。

貰ってきた薪が薪ストーブの燃料として使えるようになるまでには、木の種類にもよりますが、半年から1年、多くのヤニを含んでいる赤松などは、一説には3年ほど寝かせる必要があるといいます。

つまり今シーズンの冬を越せるだけの薪があるとしても、今から来年分の薪を集めておかなくてはならないのです。

僕はこの時期になると原木の譲渡会情報を、インターネットや市の広報誌などで探し始めます。

近所の譲渡会は、2年位前に僕も参加したのですが、河川に生えている木々の伐採からやらなくては原木を貰えないという、非常に大変で“リスキー”なスタイルに変化してきてしまっているので、今回はちょっと遠くの会場まで足を伸ばすことにしました。

※左右の「チェックマークのついた板」ですが、これは積んだ薪でガラス窓を割ってしまわないように立てたものです。

 

先日の強風で我が家の庭で使っていたブルーシートが飛んでいってしまったので、代わりに車の中で使っていたシートで代用していました。

仕方がないので行きにホームセンターでブルーシートを買っていくことにしたのですが、最近はブルー以外にも様々な色が揃っていて、グリーン、グレー、クリアなどが選べました。

しかしブルー以外の色は500円以上割高になってしまうようです。

散々悩んだのですが、昼ごはんを倹約することでグリーンのシートを手に入れることにしました。

 

インターネットで見つけた片道およそ50kmの会場は、何故か住所が書かれていませんでした。

大雑把な地図を頼りに向かうことになったのですが、どうしたってたどり着くことが出来ませんでした…。

 

市役所の方に地図を見てもらったところ、現在地から会場までの道筋を丁寧に教えていただくことが出来ました。

『本当に助かりました。ありがとうございました…。』

 

とはいえ、住所が分かっても僕の古いカーナビでは役に立たず、役所の方の説明を思い出しながら田舎の細道を行ったり来たりしながら、しばらく彷徨っていました…。

 

ようやく説明文に書いてあった獣避けのフェンスが見つかりました。

このフェンスを勝手に開けて入っていくらしいのですが、、

 

遂に発見しました!

道路の片側に原木が積まれています。

 

カーブした先にもまだ原木の山が続いていました。

今回の会場の原木は細いものが多かったのですが、事前予約無しで軽トラ2台分も持っていくことが出来るのでとても気楽でした。

しかし寒さでカチカチに凍っていたので、上から数段までしか引き剥がすことが出来ませんでした。

 

 

—–積み込み作業をすること約1時間—–

 

積み過ぎることのないように気をつけなくてはなりませんが、そもそもジムニーの荷台なのであまり奥行きがありません。

まだこのくらいならブレーキの効きが悪くなるということもなく走ることが出来ました。

しかしこんな時だけは、ジムニーではなく軽トラにしておけば良かったかもな…と思ってしまいます。

 

さすがにこれだけの原木を乗せて50kmの道のりを走るのは、少しだけ疲れてしまいました。

どうも今年は気を張って運転することが続いているので、事故のないように気をつけようと思います。

 

[おまけ]

黄線の上下とも同じ、「ハリエンジュ(ニセアカシア)」という原木です。

下が1年以上寝かせたもので、上が今日運んできたものです。

まだまだ水分が多くて新鮮な感じがしますね。

[薪集めのまとめ]

[薪集め]まとめ|薪ストーブで暖を取ろう(2016)|タイニーハウスピリオディカルズ




“[2018年”薪”始め]譲渡会の会場が見つからない|鋳物製の薪ストーブを見ていて思ったこと” への2件の返信

  1. メイソンリータイプだったら比較的簡単に自作できるから、燃費&燃焼効率のいい薪ストーブを作ったらいいのに!
    粗大ごみとして捨てられているガスオーブンや電気オーブンの扉と、5ミリ厚くらいの天板となる鋼板(鋳物でもいいけど)を見つけることができれば、側壁はレンガを積むだけだから、お風呂なんかよりもよっぽども簡単に作れます。
    ストーブの自作には、「火とかまどとストーブのはなし」という本、すごくいい本で参考になると思います。
    白州の虫草農園で売ってるよ(笑)。

    1. ストーブに関しては、新しい家を建てる時に自作しようと思っていたので、国内外の自作ストーブについてはかなり調べていました。

      上手くいったら僕も本を出そうかと思います。笑。

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