昨晩の雨と強風により庭に出してあるものが飛んだり落ちたり倒れたりして大変でした。
夜中に薪風呂建設地の養生をやり直したり、飛ばされたタープを拾いに行ったりと、こんな時は「大変だな…」と思います。
新しい小屋や風呂トイレ小屋を建て終えるまでは我慢しますが、庭に出してある大型の工具や建材などは、思い切って処分したくなります。
また、強風に吹かれる度に思うことは、やはり伸び放題伸びた赤松のことです。
いつの日かクレーン車を手配し、敷地内の赤松を全て切り倒す日はくるのでしょうか…。
頭上の赤松たちのしなり具合を眺めていると、今にも「バキッ」と折れてしまい、僕の脳天、もしくは小屋を破壊するような、「ジ・エンド」な風景を想像をしてしまいます。
小屋に戻り布団の中に潜り込んだところで、強風の迫り来る重低音とトタン屋根を叩く高音からは逃れることが出来ず、そのうちに夜が明け、今度は太陽の眩しさによって、僕の安眠は妨げられました。
最終的には耳栓とアイマスクをした上で布団に潜るというスタイルに落ち着いたのですが、疲れていたのか、今度はグッスリと深い眠りに落ちてしまい、せっかく手に入れた朝方生活はものの数日で失われることになりました。
お昼近くになってようやく目を覚ましましたが、雨は止んだものの相変わらず強風が吹き荒んでいました。
こんな中で外仕事をしたいとは思えなかったので、今日はコンビニでアイスを買って、長野のホームセンターやスーパーで買物をしたり、帰りしなに飲水を汲んできたりして日中を過ごしました。
今日は生クリームを捏ねてスポンジに塗る程度のものですが、ケーキを作ったり、トマトソースのピザを焼く予定なので、結局仕事らしい仕事はしませんでした。
そこで今日の後半は、昨日撮ったチェーンソーや薪割りの写真があるので、それらを振り返って終わろうと思います。
[おまけ]
最近は慢性的に水不足だったので、20Lのポリタンク2つと、23Lのポリタンク、大きな薬缶を持って生活用水を汲みに行っていましたが、昨日久しぶりに雨が降ったので、しばらくはこの作業から免れることが出来そうです。
今日はコンビニで買ったアイスを食べながら、調子の良くなったジムニーでドライブのような買い物に出掛けました。
道路の走りやすさでいったら、東京よりも山梨の田舎の方に分があると思います。
しかし景色に関しては、大自然 vs. 大都会となるので、難しいところです。
昨日の強風により、大量の銀杏が落ちていました。
道路に落ちているので、気兼ねなく拾うことが出来ました。
銀杏は串に刺して薪ストーブで焼き、塩を振って食べようと思っています。
しかし路上に落ちている銀杏は、外のブヨブヨとした果肉部分を取り外さなくてはならないので少し面倒ですね。
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[薪割りとチェーンソー]
乾燥時間を短縮する為に、細めのヒノキを選んで割ることにしました。
第二弾目も同様に細めの丸太を選んだのですが、これだけ細いと中心で割るのが少し難しかったです。
薪風呂建設の仕事の後だったので、昨日一日で割れた薪の量はこの程度です。
写真には写っていない広葉樹の薪と、この針葉樹の薪をセットにして燃やしているのですが、左下に写っている袋の中の薪が、針葉樹の薪としてはだいたい一日分の量となります。
つまりこれだけ割っても、一週間程度しか持たない計算になります。
薪割りと一口に言っても、斧で割る前にはある程度の大きさに切り分けておく必要があります。
この作業を「玉切り」と言うのですが、これを僕はチェーンソーで行っています。
チェーンソーの燃料は、ガソリンと2ストローク用オイルの混合油です。
このような容器が売られているので、自分で配合して燃料を作ることが出来ます。
持ち運びが出来るように、僕はこのような1Lの容器に移し替えて使っています。
ホワイトガソリンの容器なのですが、年代によって?何気にデザインが違うので、収集するには少し時間が掛かりました。
4Lサイズもあります。
自宅利用の場合は、このくらい大きくても良いのかもしれませんね。
何本も玉切りをすれば、このようにチェーンソーは木くずで汚れてしまいます。
基本的には毎回、このようにばらしてのクリーニングと、目立てをしてやる必要があります。
クリーニング&目立てが終わったチェーンソー。
最後は、作ったばかりの混合油とチェーンソーオイルを補充し、エンジンの回転数をみたり、ソーチェンのたるみ具合を確認し、試し切りをして問題がなければメンテナンス完了です。
そこら辺のホームセンターで売られている安物のチェーンソーですが、酷使しているにもかかわらず、これまでにトラブルらしいトラブルもなく元気いっぱい働いてくれています。