まともな社会生活が送れないのだから|猫の食い扶持

これは僕だけに限ったことではないと思いますが、例えば海外に旅立ち、そこで知り合った仲間たちと毎夜、、どころか数ヶ月くらい一緒に寝起きを共にすることがあれば、どんなに気が合おうが、次第にキツくなってきます。

キツくなってきた時に思うことは、『一人になりたい…』です。

一人旅というものは、基本的には自分本位の生活を送ることが出来ます。





日本では気を遣ってばかりになってしまう人でも、一人で旅に出てしまえばもう誰からも束縛されることがなく、また誰に対しても過度に気を遣う必要もなくなります。

その為、誰かと行動を共にすることに満足したら、自分の好きなタイミングでまた一人旅に切り替えることが出来ます。

一人になってからは、例えばヨガとかメディテーションに没頭し、心と身体をリセットしてから再スタートするというのも気に入っていました。

 

こんな生活こそが僕にとっては最高の贅沢だと感じるのですが、こんな生き方を覚えてしまったが為に、僕はまともな社会生活が送れなくなってしまったのだと思います。

 

心を入れ替えて日本で就職もしましたが、入社当初の辛さには耐えることが出来るのですが、慣れてきた頃に来る、ふと冷静になった瞬間に、突然サラリーマン生活に耐えられなくなってしまうのです。

 

『このまま歳を取って行くことに後悔はないか?』

『安定=成功か?』

『夢は見つかったのか?叶えたのか?』

『過去の自分に胸を張れるか?』

 

はっきり言ってしまうと、このような言葉たちは会社を辞めるための口実みたいなもので、きっと多くのサラリーマンたちは当然のようにこれら普遍的な悩みとは折り合いをつけ、乗り越えていくのだと思います。

 

僕は若い頃の自己中心的な生活体験が祟り、きっと我慢するという能力が養われなかったのだと思います。

 

今日は変なことを書き出してしまいましたが、これには理由があります。

予定では明後日から数日間、僕はまた自己中心的で自堕落な生活を、意識をしてやってみようと思っています。

最近は頑張りすぎて近視眼的になっていたと思うので、敢えて頑張らない日を取り入れ、バランスを取りたいと思ったのです。

 

今日はその日のために、色々と買い込んでおこうと思いました。

イメージ的には、長期休暇を前にした得も言われぬ高揚感の中、大量の食料を買い込み、『一歩だって外に出るものか!』というような感じです。

多くの共感を期待することはありませんが、きっと中には『分かる!』と胸にストンと落ちる感覚を得た人もいるのではないでしょうか?

 

 

数日間引きこもる為に必要なものは、第一に「水」です。

ありったけのポリタンクを持って水汲みに出掛けました。

 

本心をいえば、『一歩だって外に出るものか!』というのは大げさで、極力他人と接することなく数日間過ごそうという程度のものなので、きっとドライブくらいはすると思います。

そこでガソリンを満タンにしておくことにしました。

また、先日スタッドレスタイヤに交換したばかりだったので、ついでに空気圧もみておきました。

※運転席のドアを開けると、標準的なタイヤの空気圧が書かれていますが、これは純正タイヤを履いている時の空気圧です。僕のように軽自動車なのに普通車のタイヤを装備しているような場合は、そのタイヤに合わせた空気圧に設定しなくてはなりません。

 

最後は人間と猫の食料の買い出しです。

特に猫のご飯は大量に買ってもストックしておくことが出来るので、臆することなく買いだめしようと思います。

 

猫コーナーにて

いったい誰が買うのだろうか?と思わされるような、フルーツの形状をした猫ベッドですが、猫の好みは人間とは違うと思うので、このフルーツたちも、そう馬鹿には出来ないのかもしれません。

 

こんなのを買ってあげられたらいいのですが、ちょっと手が出ませんでした。

無念です。

 

東京のマンションでは、キャットタワーやウォーターファウンテン、巨大なケージなどもあったのですが、人間の都合で全て断捨離してしまいました。

猫たちの気持ちを汲み取ることは難しいのですが、もしかしたら恨まれているのかもしれません。

 

今日は人間の食材よりも、猫関係のものの方が遥かに高くなりました。

いよいよ生活が厳しくなってきたら、それこそ猫の手でも借りて、彼らの食い扶持くらいは自分で稼がせたいと思います。

猫たちに稼がせるには一体どのようにすればいいのか、その方法については、その時になってから考えようと思います…。



“まともな社会生活が送れないのだから|猫の食い扶持” への6件の返信

    1. そうですね、何れ日記で猫たち自身に食い扶持を稼がせる方法について書こうかと思っています。

      どうせなら、人間の食い扶持も稼いでくれると助かります。

  1. 私は一人が大好きです。70パーセントが自分の時間であり、のこりの30パーセントほどを他人とかかわる時間として人生生きてきたような気がします。現在59歳で来春退職ですが、よくもまあサラリーマンを続けてこれたと思っております。妻子がいたから、妻子にひもじい思いをさせたくないから我慢していたのだと思います。人の作り(特に東洋人)は仲間を大事にする役目をして自己の幸福感に変換するようなところがあるのではないかと思ったりします。子らも独り立ちした現在、売れ残りのしょぼくれたインコと親とはぐれた子スズメの面倒をみておりますが、無邪気に遊ぶ小鳥を見ていると無性にいとおしさを感じて心がなごみ、やさしい気持ちになれます。人間関係が嫌いなのは、世の中の価値観があまりにも打算的だからなんだと思っております。

    1. 来春退職ですか、、お疲れ様です。

      最後の一年は驚くほど長く感じると聞いたことがありますが、頑張って下さい。最後は気持ちよく終われると良いですね。

      インコとスズメ、良いですね。

      我が家の庭でも鳥たちに餌を与えようと先日沢山の餌を買ってきました。

      大人になるにつれ、人付き合いは打算的になっていくように感じますよね。分かるような気がします。

    1. 冬の焚き火は良いですよね。

      僕は明日から引き籠もり生活に突入する予定です。

      小屋で猫たちとのんびりするのです…。

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