日曜日のショートトリップ

働いていないこの時期は、土日だからといって休日にはしていません。

土日による変化で僕に関係があることといえば、ATMの出金手数料が高くなるとか、郵便局が休みになったり図書館やスーパーが混み合うくらいのものです。

今日も今日とてモルタルを練り、コンクリートブロックを積み重ねるという作業をしていました。





モルタルを練るときは、10Lのバケツを砂で一杯にして、それに見合うセメントと水を加えるのですが、この分量で出来上がるモルタルを使い切るまでの目安は、1時間30~2時間30分です。

鍬で空練りしているところ

 

最近は暗くなるのが早いので、16:00頃には作業を止めて、使った道具を洗ったり、元の場所に戻したり、モルタルが夜中に凍ってしまわないように養生をしなくてはなりません。

今日は一回目のモルタルを使い切ったのが14:45を過ぎたあたりだったので、これからもう一度モルタルを練るには微妙な時間です。

 

2台の飛行機が頭の上を北東の方向に飛んでいきました。

肉眼ではもっと飛行機の形がしっかりと大きく見えるのですが、iPhoneのデジタルズームでは稚魚のようにしか捉えることが出来ません…。

 

今日はこの辺りで作業を止めて、(近所ですが)僕も旅に出ようと思います。

 

 

山に向かって家の前の坂道を登っていくと、道路脇の落ち葉の種類が、赤松の針のようなものから、クヌギやナラなどの広葉樹のものに変化していきました。

 

これまでは気にしたことのなかった、なんてことのないブロック積みの壁も、自分が同じことをやるようになってからは興味深く見るようになりました。

このブロック積みは目地の幅が均一で物凄く上手だと思いますが、それでも縦方向にパックリと割れていました。

コンクリートブロックを水平垂直に積むことの大変さは身にしみて分かっているので、今後は出来る限りブロック積み作業は避けるようになりそうです。

 

「ガサガサッ」という音だけを残し、姿の見えない獣が森の奥深くに走って行きました。

この山は熊の目撃情報が多いので、少しだけ怖くなりました。

不安な気持ちになるというのも、旅の醍醐味なのかもしれません。

 

山を切り開き、3m近いコンクリートの壁で土を堰き止めています。

自分にはとても出来ないと思わされる仕事をみると、伸びた鼻は折れ、謙虚な気持ちになります。

 

網の中に石を詰めた壁ですが、これを作るのも大変だっただろうなと思います。

 

植林されたヒノキ

 

とぼとぼと山に向かって歩いていましたが、暗くなってしまったら大変なので、途中で道を折れ、集落の方角に戻ることにしました。

 

明らかに先程までとは違うステージに変わりました。

ゲームの世界ならエンカウントするモンスターの種類も変わることでしょう。

 

自分でもよく気がついたと思いましたが、花柄の「謎の石」を発見しました。

このパーツを然るべき場所に嵌め込むことを想像していたら、また一段とゲーム感が増して来たように思いました。

 

次は木霊(こだま)ステージです。

ここで発した声は幾重にも反響するという不思議な体験が出来ます。

夏にここへ来るとひぐらしの鳴き声が反響し、恍惚となります。

 

この辺りのヒノキ林はよく間伐の手入れがされているので、まだしばらくは木霊を楽しむことが出来そうです。

 

小屋の近くまで戻って来て驚きました。

これほど増水した川を見たのは初めてでした。

 

アロワナやピラルクなどの生きた化石でも生息していれば盛り上がりますが、いてもカエルやヘビだと思います。

 

道中個性的な小屋やログハウス、住居としてのバスなどがあって面白かったのですが、どれも僕が住む小屋に近すぎて紹介出来ないので残念です。



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